人生観など恥ずかしくてブログに記したことがありませんが
今夜は少しだけ書いてみます。
私の勤めている会社は完全な外資系でして、一般の日本企業とは
ものの考え方や評価制度、組織の構成が大きく違います。
私が入社した時は国内商社の子会社だったのですが、
ある日突然、会社の株式(経営権)と社員ごと、外資系企業に
売り渡されてしまいました (ドラマチックでしょ)
その時の事を思い出すと、まさに
「明日があるさ」 そのものでして、
社員の動揺や将来的な不安が大きく、みんなが落ち着かない環境で
少し浮き足だっていたような気がします。
やがて2年が経過し、色々な不安定要素が
ちらほらと見え隠れする中、私自身、部下を抱える管理職ながら、
社内の核になる人材と秘密裏に連絡を取り、
労働組合を立ち上げる発起人の一人となりました。
この事は外資系企業において、神をも恐れぬ自爆的行為なのですが
掛かっていっちゃったんですよねぇ(まるでひとごとの様ですが…)
社員が約1200人規模。全国に配置される組織体系だった為
相互の連絡や組織の立ち上げ、上部団体との打ち合わせ
会社との折衝等(強烈な妨害工作を含む)苦労しながら、
ここ2年間で、ようやく活動を軌道に乗せることが出来てきました。
文章で書く事は容易い事ですが、人生の中でこんなに紆余曲折を
経たことはありませんでした。
もちろん、これは私一人の力ではなく、協力してくれる熱い仲間の
努力と熱意、信頼関係が実を結んだものだと考えています。
今思えば、何の報酬もなく、会社から睨まれる損な役回りですが、
家族や社員の生活の安定の為には本当に良かったと思います。
今は子供達にこんな話をしませんが、彼女達が大人になった時に
こんな話もしてみたいなと思います。
本来、こんなセンチメンタルな事を書くガラじゃないのですが
今夜、会社役員と非常に紳士的な交渉事がありまして
この活動を始めて以来、大きな成果に結びつけることが出来ました。
帰宅も25:00を過ぎて、疲れは絶頂ですが、気持ちが高ぶって
つまらぬ事を書いてしまいました(^-^;
仕事やこんなことをで胃に何度も穴を開けていますが
それを支えてくれた、我が家の歴代ハム達に
今夜は改めて「ありがとう」と伝えます(^-^)ニコ