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芸能人と嘘の微妙な関係

2007-08-28 | Entertainment


 芸能人を取り巻く学歴詐称問題がなかなか落ちつく気配を見せない。しかし芸能人の嘘は今に始まったことではなく、整形手術を受けていたことを否定したり、実年齢を偽ったりしていたケースは枚挙にいとまがない。

 芸能人の嘘が繰り返されるにつれ、人々の中にも反省する雰囲気が生まれてきた。整形手術したことを隠していた芸能人が事実を告白したときには、「堂々としている」と賛辞を送るようになった。

■「名門女子大を出た女よ」-学歴詐称

 シン・ジョンア(Shin Jeong-Ah)元・東国大学教授から始まった学歴問題は、女優のユン・ソクファ(Yoon Suk-Wha)を皮切りに芸能界全体にも広がった。シム・ヒョンレ(Shim Hyung-Rae)監督、女優のチャン・ミヒ(Jang Mi-Hee)、オ・ミヒ(Oh Mi-Hee)、チェ・スジョン(Choi Su-Jong)、タレントのカン・ソク(Kang Seok)、歌手で作曲家のチュ・ヨンフン(Ju Young-Hoon)に至るまで、その嘘が続々と明らかにされている。

 実は歌手や俳優にとって学歴は必ずしも必要な要素ではない。中にはサイトのプロフィールの誤記を直せなかったと弁解している者がいるが、自分にとって不利な情報がそのままになっていたら、果たして「直さない」という怠惰な態度がとれるだろうか。

 積極的に嘘をついていないにしても、「損になることはない」という気持ちでそのままにしている可能性が高い。

 実際よりも高い学歴は、芸能人として成功するための決定的要素ではないものの、よいイメージを維持するために役立つという点では完全に否定はできない。

 映画『いかさま師』で女優のキム・ヘス(Kim Hye-Soo)が「私は名門女子大を出た女よ」と叫ぶシーンがある。前後の脈絡とは関係なく出てきたこのセリフは、学歴万能主義の韓国社会を批判する逆説的な一言にほかならない。

■「ちょっとやせただけ」-整形疑惑

 芸能人のお家芸の「嘘」のうち、外せないのが「整形手術」だ。写真の下に刻まれている名前だけでも過去の姿が確認できるのに、芸能人はかたくなに整形疑惑を否定し続けている。

 世の中のすべての人に通じる「本来の状態は不変である」という法則が、一部の芸能人には関係のないものになっている。大きく膨れ上がった疑惑の前で彼らはこう言う。

 「激やせしたから…」「運動を一生懸命したから…」ぜい肉が落ちれば骨も一緒に削られ、削られた骨を集めて鼻が高くなった芸能人の特異な体質がただ不思議に思われる。

 最近では、女優のチェ・ジョンアン(Chae Jung-An)と歌手のアユミ(Ayumi)がそのやり玉に挙がった代表的な芸能人だ。しかし2人とも「ちょっとやせただけ」と話すにとどまった。

 映画『美女はつらいの』で女優のキム・アジュン(Kim A-Joong)がナチュラル美人というイメージを掲げていたように、いまだに多くの芸能人が整形の事実を否認している。

■皆、姉さん、兄さんだった?-年齢詐称

 芸能人に「放送用の年齢」が別にあることは周知の事実だ。しかし、変幻自在の芸能人の年齢は、話題にしたくてもなかなか簡単には触れることができない部分でもある。

 最近では、歌手のミナ(Mina)の年齢が話題になっている。彼女はデビュー当時、1978年生まれとして知られていたが、最近の報道資料によると1972年生まれで6歳若く偽っていたことが明らかになった。

 歌手のオム・ジョンファ(Uhm Jung-Hwa)も今年7月に行なわれたSBSドラマ『カールハンター オ・スジョン』の制作発表会で「2歳サバを読んでいました。実は1969年生まれです」と告白していた。

 学歴詐称問題が収まる気配を見せない中、一部マスコミやサイトは芸能人の学歴を全面的に見直す作業を始めた。そのなかで、学歴は偽っていなかったものの、年齢を偽っていたものが多く見つかったという。

 「若さ」は短命の芸能界で大きな魅力であることには違いない。しかし年齢を若く偽るための努力と気苦労が、その体と心を侵してはいないだろうか。(c)韓国日報

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