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キム・ミンジョン デビュー19年目

2009-04-04 | Entertainment
キム・ミンジョン 27歳にしてデビュー19年目の“ベテラン女優”
いまは演技に対する“欲”ない

人生の3分の2を“役者”と共に生きてきた女優がいる。デビュー19年のベテラン女優だ。
最近、一編のドラマを通じて、新たな注目を集めている。

このような説明だけで、“女優キム・ミンジョン”を思い出すのは難しいだろう。
1990年に子役として役者生活をスタートさせたキム・ミンジョン。今ではもう“子役”のイメージはなく、堂々とした1人の“女優”である。

役者生活20年目を前に彼女はいまとても幸せだ。MBCドラマ『ニューハート』を通じて、“第2の全盛期”へ突入したからだ。というより、演技をする本当の“喜び”を知ったからだ。「やっと肩の力を抜いて演技できるようになった」と話すキム・ミンジョン。

幼くして役者生活をスタートさせた彼女に注がれた視線は、決してきれいなものだけではなかった。

仕事に対する叱責は甘受できる部分だったが、“幼い”というだけで受けた偏見は耐え難かったと語る。いつしか“生意気な女優”という噂がたちはじめた。
しばし感慨にふけっていたキム・ミンジョンは、特有の大きな瞳をいっぱいに広げ、「わたし、簡単な女優じゃないのよ」と茶目っ気たっぷりに笑った。

「幼い頃にデビューしたので、芸能界の経験が長い。自慢とかではなく、本当に自然にいろいろな話しを聞いて知っていることが多かった。けれど、わたしと仕事をする方がたは、ほとんどがわたしよりも年上だった。自分の言うことを聞かなければすぐに“知っているふりをする”と言う人もいた。わたしにとってとても傷つくことだったがしょうがなかった。自分を変えようと努力した」

キム・ミンジョンは、先日終了したMBCドラマ『ニューハート』に出演し、“第2の全盛期”をむかえたと評された。実利を優先するクールなレジデント“ナム・ヘソク”役を、化粧気のない顔で、かっこよく演じきった。

約100日間、ヘソクとして生きてきたキム・ミンジョンの生活は、毎日が緊張の連続だった。1日1時間の睡眠で、1週間撮影したこともあった。

「体力的にとてもつらかった。女性の体で耐えられる限界を経験したのははじめてだった。きれいなメイクアップやヘアスタイルは、最初から望まなかった。かえって照明監督さんから、少しは化粧をしてはどうかと言われた。疲れたときは、車の中で音楽を聴きながらまぎらわした」

演技についてキム・ミンジョンは、「一時期、女優をやめようかと悩んだ。完璧な演技をするのがつらくなった。演技をする“喜び”を感じられなくなっていた」と語った。

だからこそ『ニューハート』が、彼女にとって大切なものになったのかもしれない。
役者生活19年目をむかえた彼女に、役者が自分にとって“天職”だと思わせた作品だからだ。「最もキム・ミンジョンらしい作品」と本人が語るほどだ。

「長い間演技をしてきたが、いまだに演技に対する質問に答えるのは難しい。いまとなっては“上手くやらなければ”という考えは“毒”だと思っている。欲張りな性格なので、そういうことを考え始めると疲れてしまう。ありのままが一番美しいと思えるようになった。いまになって、もう一度演技を始めるという気持ちだ」

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