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Web会議選びのポイント(第2回)『Web会議市場動向』

2011-01-08 05:45:47 | Web会議セミナー

無料・低価格Web会議SaasBoardを提供しています、ニューロネット株式会社です。

Web会議選びのポイント(第2回)は、Web会議市場の概略をご説明します。
Web会議市場調査報告書は、株式会社シードプランニング矢野経済研究所CNAレポート・ジャパン等が提供しています。
Web会議市場規模(総販売金額ベース)は各社まちまちですが、市場の成長性に関しては各社一致しているようです。ここでは、株式会社シードプランニングの情報を基に状況を見てみましょう。

Web会議の市場規模は2009年で60億円、2010年で100億円程度と言われています。また、Web会議が芽生えたのが、2004年~2005年頃と言われていますので、5年ほどかかって60億円の市場に成長し、その翌年は1年で40億円の伸びを示していることが分かります。つまり、昨年度から市場が立ち上がってきている兆しを、数字が示しています。
ここで、2003年以前はどうだったかと言いますと、日本においても米国においても、ADSLの時代であり、ブロードバンド通信が充分な速度ではなく、普及も一部に限定されていました。加えてPCのCPU速度も画像・音声を処理するのに充分な速度レベルにはありませんでしたので、今日のようなWeb会議の姿は有りません。専用線と専用端末を使ったテレビ会議の時代です。

さて、話を戻しますと、昨年度からWeb会議市場が立ち上がってきている兆しがあるといっても、日本においてはまだ100億円程度の市場です。「Web会議市場」と呼ぶには1,000億円程度の規模があって、はじめて一般の方々にも認知されます。そう言った意味では、認知が進んでいない市場と言えます。
これに対して米国では既に数百億円~1,000億円規模の市場になっているようです。もともと広大な土地の上を車や飛行機で移動しなければ、ビジネスや生活が出来ないお国柄ですので、また加えて、個人のプライベートな空間を大切にする文化風土ですので、早くから電話会議、テレビ会議が使われていた背景もあり、安価に、かつ場所や時間を選ばないWeb会議は、急速に広がりつつあるようです。
日本は現在、米国の1/10程度の市場という事は、急速に立ち上がるであろう大きなポテンシャルを秘めているといっても良いでしょう。昨年の市場の立ち上がり兆しからして、調査会社が予測しているよりも今年は更に大きな伸びを示すと予測します。

Web会議ベンダーも、ASPタイプとSIタイプを合わせて30数社以上がしのぎを削っています(前記シードプランニング報告書による)。このベンダー数も、市場が生まれ始めていることを示しています。この沢山のベンダーがさまざまな機能や価格帯を提供していますので、それを選ぶお客様も大変です。Web会議全てのベンダーサービスを全ての機能、価格にわたって比較をすることは不可能といって良いでしょう。
Web会議比較表の話が出ましたので、Web会議選びのポイント第二回の今日は、多くのベンダーや雑誌社に参照されています、Jugem_sanの日記と、それを基に弊社なりに編集しましたSaaS/ASP型Web会議比較表、および、テレコミュニケーション誌のWeb会議比較表をご紹介します。

沢山のWeb会議ベンダーが提供している機能や価格も刻々と変化してゆきます。Web会議選定のためには現在の機能や価格を比較することも重要ですが、どういった視点で選定するかというポイントも大切でしょう。これから、このブログで『Web会議を選ぶ際のポイント』をご紹介してゆきます。これがお客様のWeb会議選びの一助になり、Web会議市場の健全な成長にお役に立てばと思っています。

ニューロネット株式会社 代表取締役 前川博文


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