皆さん、ご存じでしょうか?アメリカ生まれのホンダNSX、アキュラブランドで発売されたスーパーカーです。噂では2000万円とか、、、一般庶民では手の入らない車ですね。この車はV6、3.6リッターにツインターボ+4AWモーター駆動でアシスト
される、ハイブリッドスーパーカーです。では、なぜアメリカアキュラなのでしょう?最高速度は309kmで、ローンチスタートを使用すると、スタートダッシュから全開加速が出来るそうです。ユーチューブで見ることが出来ます。そのパフォーマンスは素晴らしく、久しぶりのホンダ魂が見れます。これまで、GRT、LF-Aが出る中でホンダは何をやっているのかと心配していたのですが。、、、ですが、この車、日本で必要でしょうか?そのパフォーマンスをいかんなく発揮できるでしょうか?おそらくは逮捕覚悟でなければ、そのパフォーマンスを一般で発揮できない、無用の長物になりますね。では、アメリカではどうか?広大な大地に、あきれるほど続く直線道路、そのパフォーマンスを発揮できる場所はあるのでしょう。なので、アキュラ、なのでアメリカホンダがNSX開発に、、、なので最高にハイパフォーマンス、、、で、しかも最高にお高い。
ちなみに、ユーチューブでは、かのスーパーカー、カウンタック、フェラーリなどを、軽くぶっちぎる、日産GTRが見れます。日本の技術は、スーパーカーを、いつの間にか超えてしまっていたのですね。素晴らしい、技術の進歩です。
日本の車をアメリカで開発し、作り、販売する。アメリカ人が考え、自分たちのホンダの車を販売する、、、、いまやグローバルの自動車企業は、車の生まれも、育ち、もグローバル化していると思います。しかも、噂では、手作りと聞いています。素晴らしいですね、今ではこんな時代になったのですね。日本人に合った車を、日本で作り販売する、世界の車は、世界の拠点で作り販売する、そういう時代になって来たのですね。 ですが、少子高齢化社会になって、いつまで日本人に合った車を、日本で作り続ける事が出来るでしょうか?この先10年、20年、作り続ける事が出来るのでしょうか?
私は世界のダイカスト工場で、いろいろな労働者に合いました。どの拠点でも、パートさんがいて、労働者がいて、ほぼ日本的な生産が行われています。かの、本田さんのような、車作りが、出来てもおかしくない時代です。と言う事は、いつ日本向けの車を、海外の生産拠点で作れても、おかしくない時代でもありますね。それは、この先、私たちのような技術的仕事が、海外に流出してしまう事を、予見させています。 遠い将来に、技術が流出してしまった日本には、どのような仕事が残るのでしょう?
リーマンショックと、あとを引く国内の不景気が、その予見を加速させなければ、良いと願います。少なくとも、私が現役でいる間は、そうならない事を、強く願いますが、現実には、弊社の営業利益の大半は、海外作業へとシフトしてしまっているのも、事実です。
以上。