現在僕はほとんど週一で釣りへ行っている。だいたい朝4時起きで、およそ午後1時頃まで。たまに4時頃になったりもする。およそ1日に7時間から10時間釣りをしている事になる。問題は体力的な事で、当日帰ってからは勿論、翌日まで疲れが抜けない。誰もがそうなのかも知れないけれど、やはり僕も若い頃は2日連チャンだって、問題はなかったのだ。なんなら3日4日続いたって行けた。だがあの頃は仕事があった。時間が無かったのだ(現在週3日勤務)。けれど、今時間はあるけれど、そんな体力はない。まったく上手くいかないものだ。
先日の釣行時の事ですが、僕の左側に友人同士で来ていた、僕と同年代らしき二人連れの遠投師がこんな会話をしていました。
※左側A:俺の浮きの傍に投げりゃいいよ。あの白い浮き(漁師が設置した発泡素材のブイの事)と俺の浮きの間だよ。
※左側奥B:(遠投仕掛を投げて)あ、ぜんぜんとどかねーや。やり直すか。
だけど、重てーやなー。1回投げるだけでもて~へんだよ。
※左側A:持ってるだけでも重てーのに、投げんのて~へんだよ。
※左側奥B:けえてっからだって、風呂へーるのもかったりーし、直ぐ寝てーよ。
※左側A:ドー具もそのままだよ。
※左側奥B:ホントだよ、なー。あの竿は重たそうだなー(他の人の竿を見て)。
それで僕はそっと気付かれないように振り向いて彼らを見てみた訳です。そうしたら2人とも僕と同年代に見えました。なんだか、とても気持ちか解り合えたようなひとときでした。
「たかさご」
初めて釣りました。暖系の魚で関西圏、沖磯等に多いようです。放流。
「ダツ」
言わずと知れたやつだ。放流。
「これの名前が解りません。」
熱帯魚?体中のヒレがとても長く伸びて本当に綺麗でした。針を飲み込んでいたけれど、なんとか上手く外せて放流。
【チャリコの猛攻の合間に釣れた3匹】
もちろん、実感として。
今日は手痛い失敗をしてしまい、悔しい1日でした。冷凍庫にメジナの餌を置いて来てしまったのです。こんな時に限ってメジナの活性がいいもので、竿下に40オーバーのメジナの群れがこぼれた餌を拾いながら、此れ見よがしに泳いでいました。中には50あるんじゃないかと思うやつも。1日チャリコに悩まされて、11時に納竿。今日は早めの上り。チャリコは口に掛かったやつは放流。針をのんだチャリコは放流しても死んでしまうので、その場で開きにしました。いい天気だったので、帰ってからのお日様で充分乾きました。ささやかな、アテです。
こんな日も、あるのです。