来年度の職務権限規程の案をもらった。
今年は例年より早くてうれしい。
ひどいときは3月30日までもらえないからね。
これを元に決裁欄を設計する。
今使っている財務会計システムでは、決裁欄を表示するために
どんどんIF文が深くなっていく構造ではなく、
伝票の種類、所属、予算の節、金額の組み合わせによって
決裁欄が決まる仕組みだ。
支出負担行為で、総務課で、10節で、10万円以上なら決裁欄001番といった感じだ。
どんどんIF文が深くなるのとは異なり論理的に難しくはないけれど、
作成すべき決裁欄の種類がかなり多くなる。
調べたら480種類もあった。
ちなみに、以前はプログラムを外部委託して決裁欄を表示させていたけれど、
やたら難しいわ納期は短いわで、「もう無理」と契約を断られたらしい。
毎年3月31日の業務終了後からこの480種類の決裁欄をお絵描きして、
こういう場合には777番の決裁欄を使う、という条件を2500パターン程作る。
アクセス権変更や異動する人のPC再セットアップなど
他の作業もあって翌朝には間に合わないので、
重要なものから順に作り、しばらく徹夜が続く。
決裁欄の種類は1番から999番まで登録できるので、
もう少し種類を減らして今年度の分と来年度の分を両方登録できれば、
徹夜する必要がなくなるんだけどなあ。
そもそも、このシステム何で年度ごとに決裁欄がないんだ?
今日はまず本庁の決裁欄を設計しよう。
現行の決裁欄を印刷し、修正内容を赤で書き込む。
なんて原始的なんだ。
約60種類240パターンの設計が完成した。
あー、もう嫌になったよ。
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