Cat Diary ~猫の樹  

遺棄された子(記事No.4)

9月25日に遺棄されて、10月14日保護となった楓ちゃんについて


10月20日、たなさんと共に再び病院にいきました。

 3種混合ワクチンを接種


元飼い主のNさんは、楓ちゃんにワクチンを接種したことはない、と
話をしていました。なんでも病院のほうから外に出さないのであれば
(接種しなくても)大丈夫だろうというようなことを言われたとかで。。
そんなこと言う病院てあるんだろうか?と思いましたが。



楓ちゃんを預かってくださっている、たなさんが言うには
楓ちゃんは少し落ち着いたものの、あまり食べようとしないそうで…
ケージの中ではほとんど鳴きもせず、おとなしくしているそうですが。



ワクチンを接種した日の夜、たなさんからメールをいただき、
楓ちゃんが帰宅後に吐いてしまったと。
あと、ケージの中にも草の束を吐いたあとがあったそうです。
楓ちゃんは飢えをしのぐために草を食べてたと思われます。


…Nさんは、楓ちゃんが発見、保護されてから、何度も
楓ちゃんに会わせてほしいといったようなメールを送ってきました。
私は、Nさんに長いメールを書きました。
保護当時の楓ちゃんの様子を説明し
楓ちゃんが味わった恐怖や苦痛ははかりしれず、
ショック状態であるということ
みなさんとの話し合いで、楓ちゃんとの面会は
ご遠慮いただきたいという結論になっているということ、
ボランティアのかたたちが不幸な猫を減らすためにいつも
大変な苦労をされているということ 等
Nさんにメールにかきました。
知らずのうちにNさんからの反省と謝罪のことばを
期待してしまってましたが、彼女からきた返事には、

「バタバタと引っ越したので、洗面の下、確認してない気がします。
 空だと思いますが何かあったら、連絡ください」

…としか、かかれておらず。。。
え???と思い、
「ほかに何かいうことはないんですか、とメールしようかと
思いましたが、もうあんな人どうだっていいやと思い、
連絡は一切しないことに決めました。

…しかし、20日の夜に、たなさんから
楓ちゃんが草を吐いてたという知らせを受けて
なんというか、Nさんへの怒りがよみがえってきて、
次の日の朝、ジョンの散歩中に、いろいろ考えてて
この事実をNさんに知らせなくてはいけない!と思い
歩きながらメールしました。


「猫ちゃん 草を吐いたりしてるそうです。
 なにも食べれず飢えてしまい、草を食べてたみたいですね。
 胃を悪くしたのか、あまり食べないそうです。」

…と、メールしました。
彼女が楓ちゃんが誰か心優しい人にごはんもらってきたと
思ってたら、それは大きな間違いだと知らしめたかったので。

Nさんからの返事は
「心配ですが自分に出来ること思い浮かばず。
 ボランティアさんにお任せした以上会う事も出来ず。」

「ご自分がされたこと反省していただいてますでしょうか。
 ボランティアのかたたちに大変な迷惑をかけたこと
 (現在も大変な負担がかかっています)を認識していただいて
 ますでしょうか。猫ちゃんの生命にまんがいちのことがあれば
 私自身、Nさん一家のことは許さないと思っております。
 念のため申し伝えておきます。」

「反省しているのでお任せしている訳で
 何か言える立場ではないと思っています。
 今何かできる事があれば言ってもらいたいと思います」

「私はこれまでのNさんとのやりとりの中で、Nさんが心から
 反省しているとは思えませんでした。
 私自身がNさんにしてほしいことは、率直に申しますと
 猫ちゃんと同じように、まったく知らない場所で、
 野宿しながら、三週間飲まず食わずで、過ごしてみてほしいと
 いうことです。猫ちゃんが味わった恐怖や苦しみ、悲しみ、
 飢えをしのぐために草を食べたり、身を隠す場所を求めて
 さまよい、よそのおうちのベランダに入り込み、
 追い払われたりする屈辱をご自分の身で実際に
 経験されてみてはいかがでしょうか。
 突然 捨てられるものの苦しみをもっとよく考えていただきたいと
 思います。それから400字詰め原稿用紙 10枚ほど反省の思いを
 書いてほしいです。あとボランティアのかたに頭を下げて
 あやまっていただきたいです。以上です。」

 …主人からは、時間の無駄だよと言われたりしながら
 昨日はNさんと何度もメールやりとりしてしまいました。 

 その後 Nさんは
「これまであまり詳しくお話しませんでしたが、私も子供も
 猫ちゃんと変わらない境遇で、知らない所で厳しい環境で
 暮らしていて、心の余裕のない生活を送っていて…」と
 かいてきたのです(!)

 Nさんちの住宅事情や経済事情が、
 どれだけ大変かわかりませんが、猫ちゃんと変わらない
 境遇で、、ということは絶対ないはずだと思いました。
 「少なくともNさんは草を食べなければいけないほど
 飢えることはないはずです。」と返事しましたが、
 Nさんは「そちらに行く時はご連絡します」とだけ
 書いてきました。
 
 Nさんとそんなやりとりをして昨日はずっと気持ちが
 もやもやしてばかりでした。
 自分は気持ちの切り替えがへただとつくづく思いました。


 楓ちゃんの耳の傷(平成22年10月15日撮影)


 捕獲器に入ったときの、楓ちゃん


 楓ちゃんの心の傷は深い


symbol2symbol3symbol2symbol3symbol2symbol3symbol2symbol3symbol2symbol3



☆追記(2010年12月20日)


ボランティアtanaさんが保護してくださっている楓ちゃん(4才)
現在、里親さん募集中です。
楓ちゃんも含めて、里親さん探ししてるすべての猫さんたちが
良いご縁に巡り合えますように


※その後しばらくしてから
楓ちゃんに里親さんが見つかったという
嬉しいお知らせをいただきました。
tanaさん本当にありがとうございますsun

コメント一覧

猫の樹
おやねこさん☆ こんにちは☆

コメントありがとうございます!
そうですね。Nさんには何を言っても
気持ちが通じないって思い知りました。
怒ってばかりいても健康によくないし
Nさんのことはもう考えないようにしようと思います。
楓ちゃんの里親さん探しについてお気遣い
いただきどうもありがとうございます。
もしどなたか良いかたがいましたら
お声かけていただければ、
現在、楓ちゃんを世話してくださっている
たなさんにご相談してみますね。
色々ありがとうございます。
おやねこ
お気持ち、すごくわかります。私も気持ちの切り替え下手です。
こういう、人として最低限の常識もわからない人には、何を言ってもダメですよ。
猫の樹さんは言うべき事は言ったので、Nさんは人間ではなかったと思って忘れちゃいましょう。楓ちゃんのために(うちにも楓子という猫がいます)(^^)、早く新しい家庭でゆっくり暮らせるように、私の方でも里親さん探し、協力させてください。
猫の樹
みきさん☆ こんにちは☆

コメントありがとうございます!
…Nさんご夫妻は、楓ちゃん捨てたことにより、
大切な人生を自らの手で台無しにしてしまった
と思います。これから先も、暗闇の中で、
地面をはいずりまわって生きていくんだって気が。
楓ちゃんを捨てた報い、ですね。
心の平和など、ありえないですよね。
みき
無償の愛をくれる生き物を遺棄して得られるものなんてあるんでしょうか。いつか自分が同じ目に遭いますね。
猫の樹
natumiママ☆ こんにちは☆

コメントどうもありがとうございます!
Nさんには本当に腹がたちました!
Nさんとやりとりしたあとは
なんだか胃がきりきりと痛くなってしまいました☆
Nさん一家はこれから先、いいことがないはずと
思います。あと1回だけメールをして、それで
Nさんとのやりとりは終わりにしようと思います。
ご心配おかけしてかえってごめんなさいね。
急に寒くなってきたのでnatumiママもお体に
気をつけてください。
ご家族の皆様にどうぞ宜しくお伝えください☆
natumi
元飼い主N!腹が立ちます! 言ってもむだだと分かってても 私もネコの樹さんと同じ事をしたと思います。
腹の虫がおさまらないですよっ!私も楓ちゃんのその後が気になり、こちらにオジャマさせていただいていますが、草を食べて飢えをしのいでいたと思うと 本当にかわいそうです!生きるのに必死だったんです(涙)・・楓ちゃんが遺棄されてからの 経緯をきいて反省すらできないニンゲンN!自分が一番大変だと思って、周りを見れないひと・・あきれますね。動物以下です・・
そういう人は きっといつか どんな状態でかはわかりませんが、きっと後悔する出来事が おきるでしょう 悪い事をして 幸せになる事は 絶対にないから・・
また イヤな事を思いださせてしまってごめんなさい。
私も、気持ちの切り替えがヘタでして・・本当に気持ち分かります!だからコメントせずにいられませんでした。
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「動物愛護問題その他」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事