いちじくの木は実をならせ、 ぶどうの木は、花をつけてかおりを放つ。 わが愛する者、美しいひとよ。 さあ、立って出ておいで。 岩の裂け目、がけの隠れ場にいる私の鳩よ。 私に、顔を見せておくれ。 あなたの声を聴かせておくれ。 あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。 雅歌(第二章より)