やっぱり落とし込みというと夏のイメージがある。
夏には、イガイが岸壁についてそれをむさぼるようにチヌやエイが食う。
このイガイも少し水温が下がると落ちてしまうので、次はフジツボという年中無休の餌に代わってゆく。
フジツボは固く岸壁にくっついているが、この時期、チヌは頑丈な顎や歯で、時には口の周り血をにじませてかじり取って食っている。
そこへひらひらするフジツボが落ちてきたらあーた、棚からフジツボ、食うでしょうよ、というのがフジツボで釣れる理由なんだけどね。
じゃぁ、それがカニだったらどうよ、フジツボなんてほとんど殻だからね、もうたんぱく質の塊みたいなのが落ちてきたら飛びつくはず・・・・。
・・・なんだけど、入れ食いにはならんかったね。
チヌの警戒感、エサ取りのフグの猛攻。
でもね、蟹エサの面白いところは、いきなり来る強烈な引き込み!!
今日も2枚、大物に先手を取られてばらしてしまった。
で、今日の釣果。
腹に脂を貯めてたやつもいて、味も良かったねぇ。
それにしても蟹エサの落とし込み、面白い。
日を自由に選べるので、干潮の時に蟹とって、ゆっくり出掛ければいいなんて、なんて素敵なことなんでしょう。(笑)
あっ、蟹はね、家のすぐ前の海で無限にとれるんです。