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第2回 クロス探偵物語

2005-06-22 21:40:39 | アドベンチャーゲーム大好き!
企画/脚本/監督:神長豊
キャラクターデザイン/グラフィック監修:玉置一平
主題歌:ピチカートファイヴ ”大都会交響楽”
CV:草尾毅(PS版のみ)、横山智佐、川澄綾子etc
制作:ワークジャム
利用ハード:セガサターン(1998)、プレイステーション(1999)

《あらすじ》
高校卒業したての探偵志望、黒須剣は亡き父の墓参りの場でジャーナリスト・美樹夏子に、父の死は殺人だったと指摘され、疑問を覚える。父の死の謎を抱えつつも黒須は、名探偵と噂高き冴木達彦の探偵事務所で働き始める。7つのエピソードで語られる探偵物語。

《コメント》
勢いのあるうちにサクサク行きます。どうせ間があくようになるだろうから・・・( ̄∇ ̄*)ゞ。2回目に取り上げるのは、「クロス探偵物語」です。

この作品は本当によくできていて、ちゃんと推理もしないとゲームが進行しないし、7つに分けられたエピソードもテンポ良く気持ちよくプレイできます。探偵キャラクターとして印象的なのは、一見ガタイもよく、フィジカルも強そうな主人公(そして軽薄(^^。)ですが、徹底して非暴力な人物であることです。「探偵なら推理で勝負!」と一貫しています。一見軽いノリなのに、芯はしっかりしているという、とても好感の持てるキャラクターです。

グラフィックも魅力的で、キャラクターデザインを担当した漫画家の玉置氏の画力と魅力は羨ましいほどです。本当にデッサンの取れた正確な絵柄なのに、とても表情が豊かなんです(意外と画力と魅力というのは反比例するケースがあったりするので、相当な物だと思います。)。キャラの描きわけなども、単に首から上がちがうというのではなく、体格は無論、骨格、筋肉の付き方からして描きわけています。魅力的な女性キャラのバリュエーションも見事なものです。しかし現在は漫画業に忙しい様子ですし、制作中との「クロス探偵物語2」への参加は難しいと思われます。なんとも残念ですが・・・・。

しかし《あらすじ》で述べた父の死は丸投げ状態でストーリーは終息します。ぜひとも、是非とも続編が待たれる作品です。あと、この作品のオープニングはなかなかセンスがよくて、見ていて心地よいです。同じ制作元の「神宮寺三郎~白い影の少女」という作品も最近、プレイしましたがこちらのオープニングも洒落たものでした。

今は、この作品に似たイメージと引き合いに出される「ミッシングパーツ」という作品をプレイしています。まだ1エピソードしかやってませんが、なかなかいい感じの作品です(^^。これもいつか取り上げるかもしれませんね。

参考までに各エピソードのタイトルを記しておきます。やっぱり最終話の「タランチュラ」が一番やりごたえがあります。

第一話 「名探偵誕生」
第二話 「疑惑」
第三話 「ゆがんだ名門校」
第四話 「依頼者」
第五話 「紺碧の記憶」
第六話 「満月の夜に」
第七話 「タランチュラ」

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