1話
子供の頃から好きだったパンストと白いパンティーを大人になっても忘れられずいるものの、妻子があって男性器を除去したいと願う男の物語。
男の好きなパンストの色は、アーモンドブラウン続いて黒そしてショコラブラウン。サイズもTLなら男の身体でも難なく履くことが出来るが、男は男性器が邪魔で仕方なかった。
そして妻子にカミングアウトする機会を探していて中々、これがシンドイのだ。妻子の前では散々、オカマを笑い者にしていたため、自分がそうだとは言い切れなかったのだ。
男はいっそのこと自分で切り取ろうとしたが土壇場で恐怖にあい、踏み切れずにいた。交通事故で性器を切り取られる夢を何度も見ては白いパンティーが脳裏によみがえる。
そして男の憧れは黒いタイトスカートのスリット入り。一度は購入したいと悩んでいて妻子にバレるのが恐ろしかったため購入を諦めさせる得なかった。
次に考えたのは前立腺癌だった。癌になれば否応なく性器は切り取られると思ったが、いつ癌になるのか解らずにこれも断念するしか無かった。男は絶望の淵にいた。
次に考えたのは通販だったが請求書が、いつ届くか不安で断念した。男は女になりたいのだ。パンティーストッキングに白いパンティーそしてタイトスカートは夢のまた夢なのだろうか。
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