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果たして訪米の効果が期待できるのか?-584

2017-01-30 09:55:43 | 日記
 2/10に安倍総理がトランプ米新大統領と懇談するために訪米されると伝えられています。こちらは安倍総理、麻生副総理加えて岸田外相と現政府外交首脳陣が揃って訪米されるようだとも伝えられています。
 しかし米政府の方は大統領以外は娘婿が一人同席されるようですが、これでは突っ込んだ話し合いは期待できないと思いますね。何しろ今まで政治にはまったく関係のなかったご両人ですからね。
 自動車産業にしてもトヨタ以下の国内メーカーが今後どういう方針で行けば波風を起こさなくていいか各メーカーも思案されるでしょうね。
 米国内では今までの実状に詳しい人は全部が前政権の政策を100%否認する大統領の前から姿を消してしまいましたから、同席される人がいないのも判ります。
 しかしわが国としては首脳陣が揃って訪米されるのですから、当然ながら現在課題になっている米国内やメキシコで生産される自動車産業に精通している方の同席が望ましいのですが、新大統領のように「日本から大きな船で何10万台という車が輸入されている。これでは自国内の業界が不振になるのは当然だ」と誤った見方を主張されると、話は一向進展しないでしょう。
 トヨタにしても米国内の実情が判っていますから、現地に(米国内とメキシコ)生産拠点を持つことでやってきたのですから。
 しかしこういう主張をしてもトランプさんの耳には虚言・妄言としてしか入らないでしょう。共和党を主体にした新政府で国内産業に詳しい方が政府に入らない限りは、大統領には誤った報道としか入らないでしょう。
 目下は新大統領が議会の承認を必要としない大統領令を頻発することで実績?を誇示していますが、これは何もわが国だけが対象になるわけではないので、新政府の閣僚が揃うまでは急いで訪米することはないのではと思いますね。
 安倍総理としては各国に先んじて懇談し実績を作りたいという考えも判らないではないですが、むしろメキシコ大統領のように訪米の約束をキャンセルするくらいの気持ちで行ってもらいたいですね。

遅咲きの薔薇稀勢の里-583

2017-01-24 18:06:06 | 日記
 1月場所で14勝1敗で初優勝を遂げた稀勢の里が横綱審議会で横綱へ推挙されました。
彼にしては長い長い土俵生活だったでしょう。何しろ30才を超えて横綱になったというのですから本人はもちろん周りの人間も大喜びでしょう。大体が実力は持ちながら、今まで序盤戦の取りこぼしで良い成績を挙げることができませんでした。
それがこの場所では、そういう取りこぼしがなく、また上位の力士に対してもただ1つ琴奨菊に取りこぼしをしただけでした。
日馬富士と鶴竜の両横綱が早々と負傷欠場でしたから、実力NO.1の白鳳だけが焦点でしたが、彼がいつに似合わず平幕に金星を配給してしまいましたから、唯一の焦点は千秋楽の白鳳だけの1戦と言っても過言ではなかったわけです。しかし白鳳の鋭い突っ込に土俵際まで追い込まれ、あわや土俵を割るかと思いましたが懸命に踏ん張って、挙句すくい投げで土俵へ転がしてしまったのですから、全国のファンは当然大喜びです。
 この1戦が横綱昇進への大きなポイントになったのですから1年で90回土俵に上がる力士連中にしても否やはあるはずがありません。
 稽古熱心で評判の生みの親方鳴門さんが存命なら一番喜ばれたでしょう。この親方はご自分でも回しを締めて土俵で部屋の力士に胸を貸す方でした。並みの親方連中は上がり框に腰を下ろして口先だけで指導しているだけでしたからね。
 この鳴門親方は初代の若乃花にスカウトされ、彼と同年配の2代目若乃花と一緒に上京し入門し2名とも横綱になれたのですから、やはり普段の稽古量の多い少ないが力士当人にとって欠かせませんね。
 角界の規約では、2場所連続で優勝するかもしくはそれに近い成績でないと昇進できことになっていますから実力が抜きんでているか、よほど運のよい力士でないと実現しません。
今回の稀勢の里の昇進にしても日本人としては19年ぶりと言いますから、ファンにしてもモンゴル勢に名を成さしめていた長い間のうっぷんが一度に晴れた思いがしているでしょう。
 この1月場所は稀勢の里を除いた大関陣がふがいない土俵でした。琴奨菊や豪栄道も優勝経験がありながら負け越しや途中休場を余儀なくされてしまったのですから、むしろ関脇以下の若い力士の活躍が目立ちました。その一人高安も稀勢の里の弟弟子に当たる力士ですから、この力士にも期待が持てますね。三役陣・平幕上位が活躍する場所は盛り上がると言います。関脇に陥落した琴奨菊も当然のことながら大関復活を目指していることでしょうから
3月場所も盛り上がることでしょう。