やさしい、あったかい先生でした。
先生のお顔は笑顔しか思い浮かばない、というくらいに、いつもおおらかに微笑んでいらっしゃいました。
歌だけでなく、普段の会話のなかでも「言葉」をとても大切にしていらっしゃって、言葉の表現についてもよくお話してくださいました。
時にダジャレの言葉遊びで皆を和ませてもくださいました。
緊迫しがちなレコーディングスタジオで、気持ちがほぐれるひとときでした。
詩を頂くたび、新しい挑戦を与えて頂いた気がします。
先生の描かれる物語はとても悲しくて美しくて、私は背伸びをしてでもその主人公になりたいと思いました。
レコーディングでも、ステージでも、
先生に生の自分の歌声を聴いて頂けることは貴重なことなので、緊張してもとても光栄で。
終わるとすぐに先生に感想やアドバイスを頂きたくて、すっ飛んで行ってました。
あなたは大丈夫。
あなたのこういうところが素敵で、それはとても大切なことなんだよ。
あるステージの後、
あのやさしい先生がやはりやさしい笑顔で、
でも強い強い目でそうおっしゃいながら、堅く握手してくださったことがありました。
思いがけず誉めて頂いて感激したのと同時に、そのお言葉の重みに背筋が伸びる思いでした。
以来、私の心のなかに大事に置いてある言葉です。
未熟な私に、あなたの成長がとても楽しみだ、とおっしゃってくださり、あたたかく見守ってくださっていたこと、、、本当に感謝しています。
前に進むチカラをたくさん頂きました。
ご病気をされてからも気にかけてくださり、夏に頂いたお手紙では、先生のあの力強い文字で励ましてくださり、
それを読んで私は、あぁきっと先生のお身体は回復に向かっていて、すぐにまたお元気になられるんだと信じていました。
もっと伝えたい、
もっとこんな表現がしてみたい、
もっと自分を高めたい・・・
木下先生。
私、そういうことのおもしろさに、やっと気付きはじめたばかりです。
川野夏美はこれからだ、と励ましてくださったのに・・・
何もお返しできなくて、ごめんなさい。
歩みの鈍い自分が、くやしいです。
ここ数日、頭ではわかっているつもりなのに、
悲しい現実と向き合いたくなくて、
マネージャーさんに何度も訊ねてしまったり
子供のように現実逃避したり
でもそうしているうちに思いは逃げ場を失って、結局現実を見つめざるをえなくなって、
なんだか頭と心と身体が、合わないのです。
もっと教わりたかったことや、お話してみたかったことがたくさんあるし、
「夜桜しぐれ」を生で聴いて頂きたかった。
先生のあの優しい笑顔の奥の強い瞳を見て、
ちゃんとお礼を言いたかった。
そんな心のこりばかり。
いつもしてきたことなのに、今の私は、
先生が描いてくださった詩を声にしていたら
どこかが張り裂けそうになり、気付くと涙が流れていました。
だめですね。
すみません。
正直、まだ気持ちをちゃんと整理できません。
でも、淋しくてたまらないけれど、ちゃんと伝えていかなくちゃ。
日々は来て、歌い、歩いていかなくちゃ・・・。
いつか胸を張って先生に
今の私を見てくださいと言える自分になるよう、
努力します。
木下先生、ほんとうに・・・
ありがとうございました。
先生のお顔は笑顔しか思い浮かばない、というくらいに、いつもおおらかに微笑んでいらっしゃいました。
歌だけでなく、普段の会話のなかでも「言葉」をとても大切にしていらっしゃって、言葉の表現についてもよくお話してくださいました。
時にダジャレの言葉遊びで皆を和ませてもくださいました。
緊迫しがちなレコーディングスタジオで、気持ちがほぐれるひとときでした。
詩を頂くたび、新しい挑戦を与えて頂いた気がします。
先生の描かれる物語はとても悲しくて美しくて、私は背伸びをしてでもその主人公になりたいと思いました。
レコーディングでも、ステージでも、
先生に生の自分の歌声を聴いて頂けることは貴重なことなので、緊張してもとても光栄で。
終わるとすぐに先生に感想やアドバイスを頂きたくて、すっ飛んで行ってました。
あなたは大丈夫。
あなたのこういうところが素敵で、それはとても大切なことなんだよ。
あるステージの後、
あのやさしい先生がやはりやさしい笑顔で、
でも強い強い目でそうおっしゃいながら、堅く握手してくださったことがありました。
思いがけず誉めて頂いて感激したのと同時に、そのお言葉の重みに背筋が伸びる思いでした。
以来、私の心のなかに大事に置いてある言葉です。
未熟な私に、あなたの成長がとても楽しみだ、とおっしゃってくださり、あたたかく見守ってくださっていたこと、、、本当に感謝しています。
前に進むチカラをたくさん頂きました。
ご病気をされてからも気にかけてくださり、夏に頂いたお手紙では、先生のあの力強い文字で励ましてくださり、
それを読んで私は、あぁきっと先生のお身体は回復に向かっていて、すぐにまたお元気になられるんだと信じていました。
もっと伝えたい、
もっとこんな表現がしてみたい、
もっと自分を高めたい・・・
木下先生。
私、そういうことのおもしろさに、やっと気付きはじめたばかりです。
川野夏美はこれからだ、と励ましてくださったのに・・・
何もお返しできなくて、ごめんなさい。
歩みの鈍い自分が、くやしいです。
ここ数日、頭ではわかっているつもりなのに、
悲しい現実と向き合いたくなくて、
マネージャーさんに何度も訊ねてしまったり
子供のように現実逃避したり
でもそうしているうちに思いは逃げ場を失って、結局現実を見つめざるをえなくなって、
なんだか頭と心と身体が、合わないのです。
もっと教わりたかったことや、お話してみたかったことがたくさんあるし、
「夜桜しぐれ」を生で聴いて頂きたかった。
先生のあの優しい笑顔の奥の強い瞳を見て、
ちゃんとお礼を言いたかった。
そんな心のこりばかり。
いつもしてきたことなのに、今の私は、
先生が描いてくださった詩を声にしていたら
どこかが張り裂けそうになり、気付くと涙が流れていました。
だめですね。
すみません。
正直、まだ気持ちをちゃんと整理できません。
でも、淋しくてたまらないけれど、ちゃんと伝えていかなくちゃ。
日々は来て、歌い、歩いていかなくちゃ・・・。
いつか胸を張って先生に
今の私を見てくださいと言える自分になるよう、
努力します。
木下先生、ほんとうに・・・
ありがとうございました。