なるはや研究所

弊社なるはやライフサポートの業務(便利屋)と農業と日常を綴る。
なるはや的な思考と行動を研究~ほぼ月刊~更新日は中旬?

三好市池田町のうどん屋さん、さぬきや。

2020-01-06 | 地元→徳島県西部でグルメ

徳島県西部のうどん屋さん紹介第四弾は、
本格派さぬきうどんのお店~「さぬきや」さん。

余談ながら、
さぬきやという名のうどん屋さんは多いらしく、

讃岐には複数あり、

四国にも結構あちこちにあり、

全国だともの凄く沢山あるので、

SNSや口コミの評判がバラバラ、
でもよく読んだり話を聞くと、
複数の違う店の話が入り交じっていたりします。
今回紹介するのは徳島県三好市池田町の、
猪ノ鼻峠に向かう途中にある、
さぬきやさんのことです。
うどんマニアな友人からの又聞きですけれど、
讃岐出身の讃岐でうどん修行した人が、
始めたお店だそうです。

何故、徳島県にお店を出したのか?
理由は水質だそうです。

同じ人が同じようにうどんを作ったら、
美味しい水の方がつゆも麺も美味しくなる、
(そりゃそうだよね)
それで徳島県にお店を出したんだそうな。

確かに香川県は非常に都会的な水質。
東京の中心部の水の味にそっくりです。

対して徳島県の河川の水質は、
科学的な分析では日本で2番目に綺麗な水。
一番は高知県なんだけれど、
それは平均であって、
徳島県は東部と西部では水質に雲泥の差が…
しかも西に行けば行くほど水質が良い、
つまり、日本一美味しい水道水は、
徳島県三好市の水道水ということになります。

さて、そのお味は?
釜揚げうどんなら、
四国で五指に入る美味しさかな?
と個人的には思う。

典型的な讃岐うどんの味、
本場讃岐のうどん激戦区で食べるのと同じ、
というか、本当は、
讃岐のほとんどの有名店よりも美味しい、
(讃岐の有名店にはほとんど行きました)
あくまでも個人の感想ですけれども。

四国中国関西では結構有名なお店なので、
お客さんの車のナンバーは、
県外ナンバーも多い、
香川ナンバーの車も結構混じってる、
徳島市内や鳴門方面や阿南方面から、
わざわざ食べにくる人もいて、
昼時はかなり広い駐車場が満杯状態。

ただ…徳島県西部の人、
特に三好広域エリアの人と、
美馬広域エリアの人は、
濃い味の料理が好き、
濃厚な味の麺料理が大好き、
関西中国讃岐の薄味は苦手、
薄味のおつゆがあまり好きじゃない、
濃い御汁、濃い出汁、濃いスープの、
麺料理が好き(な人が大半)で、
ジモティーに寄せた味にしないと、
あんまり人気が出ないという土地柄。

だから徳島県西部の人が、
讃岐にうどんを食べに行くと、
だいたいの場合は、
釜揚げうどんを注文している、
(夏はざるうどんを注文する)
おつゆが濃いので。

余談ながら、

そもそもが讃岐うどんが超薄味だからか、
讃岐の人が徳島県西部で、
うどんを食べて必ず言う不平不満は、
味が濃すぎるというもの、
いやいやそうしないとお客さんが、
来なくなっちゃうんだよ!

逆に言えば、
徳島県民が食べても、
釜揚げうどんかざるうどんに限れば、
讃岐うどんが一番美味しいと、
これははっきり言う。

つまり、ジモティーにとって、

冬場の釜揚げうどんと、

夏場のざるうどんが、

徳島県西部で一番美味しいのは、
個人的には「さぬきや」さん、だと思う。