奈良訪問リハネットワーク

奈良で訪問リハに興味または従事しているセラピストの情報交換ブログです♪

20080719-20 生活を支える訪問リハ基礎研修会in奈良

2008年07月21日 07時53分23秒 | 管理者参加研修録
(印象記)
 7/19-20の2日間、近畿圏を中心に30名程の参加者を集めて「生活を支える訪問リハ基礎研修会」が地元奈良で開催された。リハビリテーションに携わる専門職としてだけでなく、医療従事者として、さらには社会人としての心構え・姿勢を再認識した内容であった。更には治療者としてのセラピスト資質に加え、コーディネーターの資質の必要性を痛感した内容でもあった。
 班ごとでのグループワークや話合う機会もあり、懇親会以外でも参加者同士が繋がりを持てる研修会で非常によかったです。参加者の皆様本当にお疲れ様でした。

20080628-29 訪問リハビリテーション入門in名古屋

2008年07月21日 07時22分27秒 | 管理者参加研修録
(印象記)
 今回は名古屋でジェネラス主催の「訪問リハビリテーション入門」の研修会に参加。全国から60名程の参加者で2日間に渡り天候に恵まれず、研修会場は所々雨漏り(^_^;)しながらも熱心に聞き入っていた。
 最初の基調講演ではO医師がDrの立場から「在宅医療においてセラピストに望む事」と題して普段なかなか聞けない在宅医療に携わるDrの話を聴けてよかった。その他ジェネラスの看護師やセラピストが各専門職の立場から話をされ、特に制度などは今まであやふやな認識だったがクリアに整理する事ができた。
 1番新鮮だったのは、ジェネラスの訪問看護ステーションが使用している「総合アセスメント表と生活アセスメント表」で総合アセスメントでは「健康障害の種類・発達段階・生活過程の特徴・健康段階」の4つに分類し、生活力アセスメント表では「循環・呼吸・体温」をはじめとした計12項目を基に問題点やアプローチを検討する内容となっている。研修の中で実際これらを用いてグループワークをしたがやはり慣れないせいか、項目を埋めていくのが難しかった。ただ利用者様を更にに知ろうとすれば、このくらい詳細を把握する必要性を非常に痛感した。

20080607-08 在宅呼吸リハビリテーション研修会in東京

2008年06月10日 06時40分29秒 | 管理者参加研修録
(印象記)
訪問リハ・訪問看護での呼吸障害者への呼吸管理と言うテーマでアドバンス研修会で講師をされたPTのNさん始め、呼吸を専門にされているセラピストが在宅呼吸リハについて講義をされた。2日間の研修であったが170名程のセラピスト・看護師が全国から終結し、在宅での呼吸管理の必要性を痛感した。初日の昼休憩には呼吸機器の展示があり、デモや業者の説明を受け、普段からやや抵抗があった呼吸機器も身近に感じられて非常によかった。

20080224 地域リハ・ケアフォーラム参加報告

2008年03月03日 01時03分50秒 | 管理者参加研修録

『これからの在宅リハ・ケア~訪問リハビリテーションの実践と課題~』
 
開催日時:平成20年2月24日(日)
会場:京都リサーチパーク


基調講演「訪問リハへの期待と連携」
石川 誠 氏(初台リハビリテーション病院 理事長)

シンポジウム「訪問リハの実践と課題~専門性を活かすために~」
PT 松井 一人 氏(ほっとリハビリシステムズ)
OT 宇田 薫 氏(おもと会 大浜第一病院)
ST 山口 勝也 氏(在宅総合ケアセンターたいとう診療所)
CM 川添 チエミ 氏(嵯峨野病院 居宅介護支援事業所)


(印象記)
朝から雪が降りしきる中、POST協会主催の地域リハ・ケアフォーラムに参加しました。2月2日の業務推進セミナーで講師を務められた石川誠先生の基調講演をはじめ、PT・OT・STが訪問リハビリの現状と課題、症例紹介、他職種連携と協働を中心に各職種の視点から講演されていました。またケアマネージャーもその視点からの訪問リハビリについて発表がありました。最後はシンポジウム形式での質疑応答もあり、盛況のうちに幕を閉じました。次回は杜の都仙台での開催予定だそうです。


20080202 PT協会主催業務推進セミナー報告

2008年03月03日 00時06分02秒 | 管理者参加研修録

 奈良訪問リハネットワーク設立親睦会から1週間後の2月2日(土)。大阪医専で開催されたPT協会主催の業務推進セミナーに参加しました。以下のような2部構成で、今後の在宅リハについて先生方が熱く講演されました。

 【第1部】
『わが国における在宅リハビリテーションの将来像~次期介護保険改定から見える「医療」と「介護」の連携~』 
初台リハビリテーション病院理事長  石川 誠先生

→ 昨年10月に開催された「リハ・ケア大会2007さいたま」で提案された高齢者リハビリテーション医療のグランドデザインを挙げ、在宅リハビリテーションセンター案や在宅リハビリテーションの現状と課題をリハ医の視点から解説されていました。

【第2部】
『訪問リハビリテーションの現状と今後の課題~訪問リハビリテーションの充実に向け、今、理学療法士の資質に求められるもの~』 
初台リハビリテーション病院理学療法士  伊藤 隆夫先生

→ 全国訪問リハビリテーション研究会会長の伊藤先生からは、事例も交えながら訪問リハビリテーションの現状と課題、管理運営面についても言及されていました。

 
 (印象記) 石川・伊藤両先生もおっしゃっていましたが、訪問リハビリの教育研修体制がまだまだ未整備であり、他職種への啓発も不十分な事から、今現在従事している我々訪問リハスタッフがネットワークを介して資質向上に取り組んでいく必要を改めて感じたセミナーでした。