なら・なら・なら

『奈良学友会』

奈良大学通信教育部文学部文化財歴史学科 同窓会

奈良文化論と平城宮

2008-06-07 11:54:44 | 通信
 今日は奈良大に友人と、奈良文化論の東野先生の講義を聴講に

行ってきました。

奈良文化論は学生の授業ですが、一般の方も聴講出来ます。

いつも沢山の方が来られて、熱心に聞かれています。

法隆寺の造営木材 の講義でした。

法隆寺金堂の中の間天蓋の木材が、年輪年代法で年代が606年と

でたことなどや、五重塔の心柱はもっと古い、それらの木材は

転用説と備蓄説があります。

若草伽藍が天智9年(670)に火災にあった後、再建された筈で

すが、使用されている木材の年代がそれより古いのですね。

法隆寺の謎でしょうか。

【伏蔵】という伝承が残っているそうです。

来週からはじまる、奈良国立博物館の『国宝 法隆寺金堂展』が

楽しみです。


終わってから、急いで平城宮の現地説明会に駆けつけました。

第一大極殿院の築地回廊あとの発掘でした。
                       幾都香

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