9月18日~20日にかけて茶臼小屋のテントをベースに光岳、上河内岳をピストンしてきました。各地に被害をもたらした台風18号の通過を待って出かけたので、連日快晴に恵まれました。
[1日目]
自宅を3時前に出発し、新東名の新静岡IC経由で畑薙第一ダムの沼平ゲートに7時に到着。平日のため駐車場には車が5台しかなかった。大日峠ルートで行ったが途中ですれ違った車は小型トラック1台だけだった。軽く腹ごしらえをして靴を履きかえ出発した。林道をしばらく歩いて登山口にある182Mの大吊橋を渡り、いよいよ登山開始。ヤレヤレ峠へ登るとトラバース後、沢へ下りルートは沢沿いを歩く。台風の影響で折れた小枝が無数に散乱していた。
ウソッコ沢小屋の手前で大きなザックを担いだ群馬のスーパー山ガール?とすれちがう。後に茶臼のテン場でこの子の友達に会い聞いたところ、15日間で甲斐駒黒戸尾根から入山し鳳凰三山を含み光岳まで縦走したそうだ。台風で小屋に避難した以外は全てテント泊とのこと。ちなみにテン場で話をした子は逆コースで甲斐駒を目指すそうだ。
途中で追いついた九州の福岡さんは70歳で今回の光~荒川を縦走し百名山を達成とのこと。5年前から始め実質4年で、今年だけで26座をクリア。マイカーを宿代わりに全国を回り、北海道にはフェリーを乗り継いで一気に登ったそうだ。この様なたくましい話を聞かされると自分ももっと頑張らねばと勇気をもらえる。
茶臼小屋に近づくと「小屋までアト○分」の標識が出てくるので励まされる。今宵はテント4張りで小屋泊を含めても10人位ですいていた。
「コースタイム」
沼平7:10ーウソッコ沢小屋9:20-中の段10:25-横窪沢小屋11:05ー樺段13:20-
茶臼小屋14:10
畑薙大吊橋 畑薙大吊橋 ヤレヤレ峠 横窪峠
倒木ベンチ ベニテングダケ 茶臼小屋 テント場
[2日目]
今日は私同様テント泊の柴又の葛飾さんも光岳をピストンされると聞き、同行させてもらう。長い行程なので道中、最近のことばかりでなく若い頃の山の話や、マラソンの話題などで歩を進めた。
本日のルートは茶臼のピークを過ぎると樹林帯が多く、展望が効く所が少ない。それでもセンジが原付近では特有の亀甲状土が見られた。易老岳から先では易老渡から登って来る人がいるのではないかと思ったが皆無であった。
静高平の水場は水量が豊富で、光小屋利用者はここで汲むよう案内があった。間もなくして光岳に到着し昼食とした。復路の体力等を考慮しテカリ石までは行かずに折り返した。
途中で光小屋(16日で営業終了)に泊まる福岡さんともう1人単独行者とすれ違ったが、お互いに心強いことだろう。
帰路は疲労も増し、希望峰や茶臼岳の上りがいささか応えた。
「コースタイム」
茶臼TS5:15-易老岳7:30-10:00光岳10:50ー易老岳13:00-茶臼TS15:20
満月 静高平 センジガ原 光岳南部
光小屋 亀甲土 茶臼岳
[3日目]
今日は360度の展望が待っている上河内岳に登ってから、テントを撤収し下山することにする。縦走路に登った所で富士山の肩からご来光を迎えた。今日も快晴で稜線漫歩も心地よい。こちらでは聖方面からの登山者と出会う。上河内岳の頂上からは3年前に縦走した荒川、赤石、聖を眼前にし、アップダウンがきつかったことをついこの間の如く思い起こす。このパノラマを満喫したあと稜線で昨日お世話になった葛飾さんと会い、しばし立ち話をして別れる。
テン場に戻りパッキングを終え、腹ごしらえをして下山にかかる。途中、連休とあって登ってくる人達が多かった。遅立ちのパーティは横窪沢小屋に泊まって、翌日茶臼を目指すようだ。
しばらく好天が続くので皆、良い山行が期待できることだろう。無事に大吊橋を渡り沼平の駐車場へ戻ると満車状態であった。
帰路、白樺荘の温泉に立ち寄りそばを肴にノンアルで喉をしめしてから家路についた。
今回は珍しく痙攣が起きず、満足のいく静かな山旅を味わうことができた。
「コースタイム」
茶臼TS5:30-6:50上河内岳7:10-8:10茶臼TS9:15-横窪沢小屋10:10-
ウソッコ沢小屋11:10-大吊橋12:45-沼平13:20
光岳を目指して ご来光 恵那山と満月 竹内門
聖、赤石、荒川 中央アルプス 光岳方面
上河内岳より 左から聖、赤石、荒川を望む
[1日目]
自宅を3時前に出発し、新東名の新静岡IC経由で畑薙第一ダムの沼平ゲートに7時に到着。平日のため駐車場には車が5台しかなかった。大日峠ルートで行ったが途中ですれ違った車は小型トラック1台だけだった。軽く腹ごしらえをして靴を履きかえ出発した。林道をしばらく歩いて登山口にある182Mの大吊橋を渡り、いよいよ登山開始。ヤレヤレ峠へ登るとトラバース後、沢へ下りルートは沢沿いを歩く。台風の影響で折れた小枝が無数に散乱していた。
ウソッコ沢小屋の手前で大きなザックを担いだ群馬のスーパー山ガール?とすれちがう。後に茶臼のテン場でこの子の友達に会い聞いたところ、15日間で甲斐駒黒戸尾根から入山し鳳凰三山を含み光岳まで縦走したそうだ。台風で小屋に避難した以外は全てテント泊とのこと。ちなみにテン場で話をした子は逆コースで甲斐駒を目指すそうだ。
途中で追いついた九州の福岡さんは70歳で今回の光~荒川を縦走し百名山を達成とのこと。5年前から始め実質4年で、今年だけで26座をクリア。マイカーを宿代わりに全国を回り、北海道にはフェリーを乗り継いで一気に登ったそうだ。この様なたくましい話を聞かされると自分ももっと頑張らねばと勇気をもらえる。
茶臼小屋に近づくと「小屋までアト○分」の標識が出てくるので励まされる。今宵はテント4張りで小屋泊を含めても10人位ですいていた。
「コースタイム」
沼平7:10ーウソッコ沢小屋9:20-中の段10:25-横窪沢小屋11:05ー樺段13:20-
茶臼小屋14:10
畑薙大吊橋 畑薙大吊橋 ヤレヤレ峠 横窪峠
倒木ベンチ ベニテングダケ 茶臼小屋 テント場
[2日目]
今日は私同様テント泊の柴又の葛飾さんも光岳をピストンされると聞き、同行させてもらう。長い行程なので道中、最近のことばかりでなく若い頃の山の話や、マラソンの話題などで歩を進めた。
本日のルートは茶臼のピークを過ぎると樹林帯が多く、展望が効く所が少ない。それでもセンジが原付近では特有の亀甲状土が見られた。易老岳から先では易老渡から登って来る人がいるのではないかと思ったが皆無であった。
静高平の水場は水量が豊富で、光小屋利用者はここで汲むよう案内があった。間もなくして光岳に到着し昼食とした。復路の体力等を考慮しテカリ石までは行かずに折り返した。
途中で光小屋(16日で営業終了)に泊まる福岡さんともう1人単独行者とすれ違ったが、お互いに心強いことだろう。
帰路は疲労も増し、希望峰や茶臼岳の上りがいささか応えた。
「コースタイム」
茶臼TS5:15-易老岳7:30-10:00光岳10:50ー易老岳13:00-茶臼TS15:20
満月 静高平 センジガ原 光岳南部
光小屋 亀甲土 茶臼岳
[3日目]
今日は360度の展望が待っている上河内岳に登ってから、テントを撤収し下山することにする。縦走路に登った所で富士山の肩からご来光を迎えた。今日も快晴で稜線漫歩も心地よい。こちらでは聖方面からの登山者と出会う。上河内岳の頂上からは3年前に縦走した荒川、赤石、聖を眼前にし、アップダウンがきつかったことをついこの間の如く思い起こす。このパノラマを満喫したあと稜線で昨日お世話になった葛飾さんと会い、しばし立ち話をして別れる。
テン場に戻りパッキングを終え、腹ごしらえをして下山にかかる。途中、連休とあって登ってくる人達が多かった。遅立ちのパーティは横窪沢小屋に泊まって、翌日茶臼を目指すようだ。
しばらく好天が続くので皆、良い山行が期待できることだろう。無事に大吊橋を渡り沼平の駐車場へ戻ると満車状態であった。
帰路、白樺荘の温泉に立ち寄りそばを肴にノンアルで喉をしめしてから家路についた。
今回は珍しく痙攣が起きず、満足のいく静かな山旅を味わうことができた。
「コースタイム」
茶臼TS5:30-6:50上河内岳7:10-8:10茶臼TS9:15-横窪沢小屋10:10-
ウソッコ沢小屋11:10-大吊橋12:45-沼平13:20
光岳を目指して ご来光 恵那山と満月 竹内門
聖、赤石、荒川 中央アルプス 光岳方面