
インギャーマリンガーデンから少し移動してシギラへ。
名残惜しいけど、今回の旅行の泳ぎ納めです。
写真はルリスズメダイとフウライチョウチョウウオ。

こちらはムラサメモンガラ。ハナウマ湾で見たフムフムヌクヌクアプアア。
やっぱり同じ魚がここにもいる。また会えたね。
以前、BBCのSouth Pacificという南太平洋についての番組を見たんだけど、
ある生き物がほかの島にも渡っていく仕組みには謎が多い。
回遊魚ではない、こういった浅い海の熱帯魚が
途中に島がないような大海原の向こうにもいるというのはすごいな、と。
そこで紹介されていたことは・・・
例えばサンゴに住んでいるエビとかは幼体の時に流れて移動するし、
泳げないヤシガニも、卵は水中に産むので、卵のときに流れ着く、と。

滞在中、いろいろな浜で泳ぎましたが、
この時が一番、水がきれいでした。天気が少し良かったからかな。

写真も深いところ以外ははっきり写っていました。

ここは少し深いところ。
深いところを見下ろす方が、サンゴを傷つける恐れがなく、むしろ楽だね。
オットドンも私も浅瀬ではすごく気を遣いながら泳いでいました。
途中、深いところでライフジャケットをつけず岩に足をかけて休んでいる人や
誰かのフィンや足がぶつかって?折られてしまったサンゴもあったので残念。
人間は竜宮城にほんの少し「お邪魔」しているのだから、
初心者でも、十分な装備と泳ぎ方のルールは守らなくてはいけないところ。
こんなにきれいな海に、外から来た者も、入らせてもらっていることに感謝。
ライフジャケットは・・・疲れ知らずの長距離泳者以外は絶対、必要です。

宮古島のサンゴ礁は、ハマウマ湾のより素晴らしかったんだけど・・・少し心配かな。
ハナウマは自然保護区なので泳ぐ人に「餌付け禁止・サンゴに触らない・立たない」の
マナーのビデオレクチャーがあるし、環境保全のために島外の人から入場料を取っている。
(それでもハワイだから、とにかくたくさん人が来て、環境はどうしても悪化する。)
宮古でもそんなことが必要になるかもしれない。遊泳に対しても美ら海協力金の義務化とか。
今回、たくさん泳いで、サンゴ礁の海がもっと好きになったけど、
サンゴにとっては人が少なければ少ないほど、破壊の危険が減るはず。複雑な気持ちです。
今回はただ楽しく泳ぐだけになってしまったけど、
いつかまた来られたら、もしくは遠くからでも、なにか恩返しがしたい。
帰ってからつくづくそう思います。

最後に。小さな竜宮城の上を泳ぐオットドン(お姿はブログ初登場ですね)。
オットドンは真ん中の白いテーブル状のサンゴの上に浮かんでいる。
でも水がきれいでオットドンのいるところよりもさらに10mくらい先まで写っています。

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