beet rootの写真。ネットより
住宅の駐輪場に自転車を置いてから、あべのハルカスを仰ぎみた。
ピンポーン。二人が出迎えてくれた。ダイニングキッチンにお母さんが描いた絵があった。アクリル画。ナターシャの誕生日にお母さんがプレゼントしたもの。想像上のツリーハウス。平和になってこんなところに住めたらいいなという願いを込めて。
私の友人も招待された。友人とナターシャのお母さんは友達になった。お二人とも教養が深い。読書や絵を描くのがお好き。今日はたまたま友人の誕生日だった。友人は国語の先生だったが、英語でメールを書いたり、物おじせずに英語を話す。えらいなあ。
ディナーはボルシチだけではない。ご馳走が並ぶ。
ボルシチは昨日から準備されたそうだ。黒く見えるのが beet root。赤いのはトマトではなくトウガラシ。キャベツがたくさん入っている。ナターシャはキャベツが苦手なので、ボルシチは食べない。3歳までは食べていたそうだが。
ボルシチ以外の3品。右からマッシュポテト、色々な具材を豚肉で巻いたもの、鶏肉などを焼いたもの。全部美味しかった。
HAPPY BIRTHDAYの飾りの下が、大きく空いている理由がわかった。プロジェクターで、ビデオ大会の始まり。
最初はアニメ。ウクライナの民話をアニメにしたもの。泥棒に入っても吠えない「ダメ犬」は家から追い出された。森の中でオオカミと仲良くなった。オオカミと果敢に戦っている様子を飼い主に見せて見直してもらった。家に帰らせてもらえた。オオカミは「ダメ犬」を強く見せるために戦うふりをしたのだった。日本の寓話『泣いた赤鬼』を思い出した。
ヨーロッパではユーロビジョン・ソング・コンテストいう歌のコンテストが年に1回あるそうだ。各国の代表者が歌のうまさを競う。視聴者が携帯で投票し順位を決める。但し自分の国のシンガーには投票できないそうだ。
ヨーロッパではユーロビジョン・ソング・コンテストいう歌のコンテストが年に1回あるそうだ。各国の代表者が歌のうまさを競う。視聴者が携帯で投票し順位を決める。但し自分の国のシンガーには投票できないそうだ。
2016年に5位になったウクライナのシンガー
多分2020年だったと思うが優勝したシンガー。ダンサーと共に。
友人のためのお誕生日ケーキにロウソクが灯った。『お・め・で・と・う』と書かれた5本のロウソク。♫ Happy birthday to you♫の歌声のあと、ふーっ。
お誕生日の人が切り分けてくれた。紅茶とケーキ。
多分2020年だったと思うが優勝したシンガー。ダンサーと共に。
友人のためのお誕生日ケーキにロウソクが灯った。『お・め・で・と・う』と書かれた5本のロウソク。♫ Happy birthday to you♫の歌声のあと、ふーっ。
お誕生日の人が切り分けてくれた。紅茶とケーキ。
友人は、ナターシャ母娘がこんなにもてなしてくれたので、感激していた。ウクライナでは誕生日が最も重要なお祝いの日で、当日しか祝わないそうだ。本人は有給休暇を取れる。小学校の先生は、お誕生日の生徒にキャンディなどをあげるそうだ。日本の幼稚園などで行われている『今月のお誕生日会』などという発想はない。
4時間、英語を喋るか聞くか通訳をした。とても楽しかったが、ちょっと疲れた。