
サウザンド京都にお迎えに行った。ゲストはスーザンさんとショーンさんご夫妻。娘さんのサラさん、息子さんのイーサンさんとガールフレンドのダニエラさんだった。サラさんのボーフレンドも一緒に旅行されているが、昨日、遅くまで仕事をされていたので、今日はホテルで休息。ご夫妻とサラさんは弁護士、イーサンさんは地質学者、ダニエラさんはプレスクールの先生をされている。

ホテルから近鉄電車で奈良に向かった。電車は混んでいたが、諦めずに1番前の車両まで歩いたら、全員座れた。私はスーザンさんの隣に座った。親しみやすい方で、たくさん写真を見せて下さった。そして礼儀正しくて虚飾のない方だった。「私は日本で生まれたのよ。でも1歳の時に父が亡くなったの」と言って、このウィキペディアの英語版を見せてくださった。1969年のアメリカ海軍の偵察機が北朝鮮に撃墜された事件を初めて知った。お父さんは厚木基地に勤めておられたそうだ。お父さん、お母さん、1歳のスーザンさんが写っている写真も見せてくれた。なんとも幸せそうな家族写真だった。生まれた日本にいつかは来てみたいと思っていたそうだ。ご夫婦でビジネスも立ち上げられたので、とても忙しい日々を送っているが、18日間の日本旅行を計画された。子供さんたちは少し早く帰国される。1969年にこんな事件があったことを知らなかった。そしてウィキペディアを読み進めるとさらに恐ろしいことが書かれていた。『報復のために戦術核兵器による北朝鮮への攻撃準備をニクソン大統領は軍に命じるも、当時ニクソン大統領は酩酊状態のため、キッシンジャー大統領補佐官が「大統領が酔いに醒めるまで待ってほしい」と進言して撤回された。、、、』


近鉄奈良駅からタクシーで春日大社に行った。駐車場の近くで鹿せんべいを売っていたので2セット買った。私の下手な英語より物言わぬ鹿の方が、何枚もおもてなし上手。ゲストは早速、鹿と楽しそうに遊び始めた。

このあたりの鹿はお上品。灯籠の後ろに隠れているのはだ〜れ。

苔むした灯籠と子鹿。絵になる。

本殿に入ろうとしたら、神事が行われていて、12時過ぎまで入れなかった。待つのは嫌なので、神社を出た。出る前にショーンさんとイーサンさんが英語版のおみくじを買い、大笑いされていた。

若草山の方に向かって歩いた。アイスクリーム休憩。

ショーンさんが大量に鹿せんべいを買い、再び、鹿と戯れるご家族。スーザンさんが鹿にするお辞儀が素敵だった。片足を後ろに引き、腰を曲げ、深々とお辞儀をして、鹿たちに最高の敬意を示された。

水谷(みずや)神社を通り、

若草山に到着。桜は散り始めているが、なんとか様になっている。

ここでも鹿と遊び、写真やビデオを撮る。

包丁の菊一さんに入った。刀の時代から数えると750年の歴史を持つ老舗包丁店

苔むした灯籠と子鹿。絵になる。

本殿に入ろうとしたら、神事が行われていて、12時過ぎまで入れなかった。待つのは嫌なので、神社を出た。出る前にショーンさんとイーサンさんが英語版のおみくじを買い、大笑いされていた。

若草山の方に向かって歩いた。アイスクリーム休憩。

ショーンさんが大量に鹿せんべいを買い、再び、鹿と戯れるご家族。スーザンさんが鹿にするお辞儀が素敵だった。片足を後ろに引き、腰を曲げ、深々とお辞儀をして、鹿たちに最高の敬意を示された。

水谷(みずや)神社を通り、

若草山に到着。桜は散り始めているが、なんとか様になっている。

ここでも鹿と遊び、写真やビデオを撮る。

包丁の菊一さんに入った。刀の時代から数えると750年の歴史を持つ老舗包丁店

イーサンさんがこの16390円のダマスカス包丁を購入。『イーサン』と刻印してもらった。

ダニエラさんも同じものを2本購入。お母さんの名前を刻印してもらっているところ。

このあたりの鹿は大人しい。のどかな風景

二月堂。ここに上がると見晴らしがいい。何年も前に、ここで『お水取り』を観たことがある。イーサンさんが携帯カメラで遠くの方にタワーを見つけた。「京都タワーではないか?」と聞かれたので、コンパスで方向を調べた。すると西にあるタワーだった。「おそらく通天閣だろう」と言ったが、確信はない。

二月堂を降りるとこんな素敵な道がある。私はこの土塀が好きだが、ゲストたちはそれほどでもなかったようだ。

大仏殿の横を通り、

大仏殿に入った。今日はお花がいっぱい。4月8日がお釈迦さまの誕生日だったからかな?

このあたりに人が多いのは、柱の穴をくぐって出てきた人を迎えるため。

出口付近の桜

南大門あたりで、鹿せんべいを使い切り、私たちもhungryなことに気づいた。

さようなら。

近くのレストランがいっぱいだったので、タクシーで近鉄奈良駅の近くにある商店街に行った。ディナーは蕎麦店を予約しているので、それ以外ならOK。みんなお腹が空いているようで、とりあえずなんでも食べられそうなお店に飛び込んだ。若者とショーンさんが一つのテーブルに。

スーザンさんと私が一緒に座った。スーザンさん、お寿司を食べたかったが、お寿司はsold outと言われた。お客はほとんどが外国人。店員さん、カタコトの英語で、シャキシャキ応対していたが、人手不足は否めない。とても忙しそうだった。ミャンマー人の女の子が来てくれたが、まだ注文をとらせてもらえないらしい。スーザンさんは和定食、私は天ぷらうどんを注文し、焼き鳥を2人で食べた。スーザンさん、かなりお腹が空いていたようだ。朝食はちょっとしか食べなかったそうだ。そして、食べながら、ずっと喋っていた。

この後、ならまちと依水園に行く予定だったが、お子さんたちは京都に帰って買い物をしたいそうだ。京都までの切符を買って渡した。「platform 2 で2時59分発の電車に乗って、2nd stop で降り、the same platformで京都行きの電車に乗り換えてね」と言った。イーサンさん、しっかり理解してくれたが、念の為、これを写真で写した。多分、大丈夫だろう。

ご夫妻と私はタクシーで依水園に行った。

園内の1番、綺麗な景色の前で、セルフィーを撮った。ChatGPTにジブリ風に加工してもらうとみんな若返る。

日本の田舎の景色を見ているようだ。スーザンさん、喜んでおられた。

そして、近鉄電車で京都に戻った。電車の中でもスーザンさんとおしゃべり。ショーンさんはイヤホンをして動画を見ておられた。ご家族は明日から広島に行かれるが、広島球場の野球のチケットがネットで取れたそうだ。
そして、スーザンさんからこのプレゼントをいただいた。中に入っていたのは、フロリダと書かれた小さなグラスとセージと参加者の写真入りのお手紙とチップ。日本ではチップをあげると気を悪くさせるかもしれないと聞いて、こんなに細やかな心遣いとされたのだった。ご家族は10人以上のガイドに案内される。このようなプレゼントを10個以上、はるばるフロリダから持ってこられたということ。チップはゲストにとって悩ましい問題かもしれない。チップを受け取ってはいけないというエージェントもある。私はありがたくいただいている。くれるというものを断るのはどうかと思う。スーザンさんとはワッツアップで繋がったが、フロリダに来ることがあったら寄ってね、と住所まで教えてくれた。また、素敵なご家族と出会えた。
