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日々是好日

7月22日(火)京都全日ツアー🥵

今日は1日で京都の観光名所10ヶ所、回るツアー。怪我をしたガイドさんの代わりに引き受けた。タクシーで来られたゲストに、北大路の大谷大学の前でお会いできた。ゲストはマイアミから来られたパパ・フーリオさん、ママ・タニアさん、7歳の息子マヒュー君のご家族とタニアさんの叔母さんのアルフェリアさん(以降アルさんと書く)。フーリオさんはキューバに生まれ21歳の時にアメリカに渡ってきたそうだ。タニアさんとアルさんもご両親がキューバ生まれだったりする。大人三人はスペイン語で話されていることが多かった。マヒュー君は英語しか話せない。

四人なら1台のタクシーに乗れるが、私が入ると2台になってしまう。たまたま、北大路のタクシー乗り場に大型車が停まっていたので、それに全員乗って金閣寺に向かった。

いい天気だった。それほど混んでなくて、ゆっくり写真撮影もできた。タニアさん、富士フィルムの1眼レフのカメラをお持ちだった。気に入った対象物を見つけると、1眼レフでパシャ。携帯のカメラやビデオも使われる。でも金閣寺では、夫や息子に気を遣い、写真撮影は控えめだった。この夏初めて見た金閣寺のサルスベリ。アルさんに、猿も滑るから『サルスベリ』という名前がついているのです、と言ったら面白がってくれた。


鏡湖池の隣にある小さな池には大きな蓮の花が咲いていた。こんなにきれいに咲いているのを初めて見たような気がした。私が興奮してしまった。


運試しのコイン・トスゲームは、四人とも試されたが、結果は出ず。ただのゲームですから気にしない、気にしない。


舎利殿を手に乗せられるなんてすごいよね。でもマヒュー君は、手を伸ばしてじっとしているのが嫌だった様子


これ、何かわかりますか?夕佳亭を横から写すとこうなる。この茶室は最近、修復された。タニアさん、屋根が美しいと感心されていた。


不動堂の手前にある祈願ロウソク


タニアさんは、無病息災と家内安全を選ばれた。


だんだん暑くなってきた。近くのお土産物店でクールダウン。


ゲストさんにはこの飴を渡して、喉が渇く前に水を飲んでください、とお願いした。自分にも言い聞かせた。きっと私が1番危険。


お土産物屋を出たところでアイスキャンディーを売っていた。マヒュー君、イチゴ味を買ってもらっていた。


ながーい石段を降りて、金閣寺とはお別れ


金閣寺のタクシー乗り場では、少し待つと5人乗れるクラウンを手配してもらえた。ドライバーさんにお願いしたら、二つ返事で、広沢の池に車を停めてくれた。写真撮影が好きなタニアさん、予想通り、大変喜ばれた。パパとマヒュー君も車から降りたが、景色には興味がないようだった。タニアさんは最初の結婚で二人のお子さんがおられて、もう成人されているそうだ。フーリオ・パパはいつもマフィー君のそばにいて、世話をされていた。


嵐山に到着。小倉池の蓮が見頃だった。「いい時に来れましたね」


竹林を歩いた。この頃、この尺八を吹いている人をよく見かける。なかなかいい音色だった。


結婚式の前撮りをしているカップルと関係者。


パノラマを使って撮る写真。やり方をお教えしたら、喜ばれた。


天龍寺の庭園に入った。ここでもサルスベリがきれい。


芙蓉。これも夏の花。よくゲストさんは、コツコツと庭園の整備をしている人たちに温かい視線を送る。


いつものフォトスポット。ところが、マヒュー君がトイレに行きたくなったので、男性2人はこの池の向こうにあるトイレに急いだ。


ダルマの掛け軸が見えるところで、タニアさんとアルさんに達磨や日本のダルマ人形について説明した。タニアさんに折り紙のダルマを差し上げた。


天龍寺の正門に向かった。タニアさんは塔頭の写真も撮られるので、なかなかこの蓮池まで到着できなかった。


このころ12時。多分もう気温は35度を超していたと思う。川沿いの道を暑くのはやめて、最短距離で嵐電の嵐山駅に行くことにした。駅から数分で渡月橋に行けますよ、と言うと、家族会議。女性二人は橋まで行き、パパとマフィー君は駅の中の涼しいところで待つことになった。

渡月橋を少し渡った。タニアさんとアルさん、この景色を喜ばれた。竹林で出会ったカップルにまたお会いした。


あまりに暑いので新八茶屋でアイスクリーム休憩。私はスイカアイスをいただいた。あっさりして美味しかった。


男性二人が駅で待っているので、急がれるかと思いきや、お二人は実は買い物もお好きだった。竹細工のお店に入った。


さっき、ダルマのお話をしたので、アルさん、赤いダルマを4つくらい買われた。男性チームは待ちくたびれて、フーリオさん、ビールを飲まれていた。マヒュー君は焼き鳥


嵐電と地下鉄で三条に行った。電車の中での話が面白かった。アルさんになぜ日本の首相が辞めないかと聞かれた。「今は問題が山積していて、例えばタリフの問題などがあって辞めにくい。もうすぐ辞めると思うよ」と答えた。その後、アメリカの移民の問題や大学の授業料の話になった。1番心に残ったのは、アルさんの人生。成人したお子さんが3人おられる。IT関係の仕事をして、お一人でお子さんを育てられたそうだ。そして、最近、長年の夢だった看護師の資格を取られた。看護師として働き始めてから2年半。週に3日くらいのペースで病院勤めをされている。大学の授業料が高い話になった時、タニアさんは、本人が勉強を頑張ればスカラシップをもらえるとおっしゃった。龍門の滝の説明みたいだ。Work hard, and you will succeed. フーリオさんはアメリカに来てから今まで30年くらい働き続けているそうだ。年に1度の家族旅行をとても楽しみにしておられる。去年はイタリア、一昨年はドバイとモルディブに行かれたそうだ。フーリオさんがアメリカに来られたのは、ソ連が崩壊してキューバからの脱出者が話題になった頃だろう。苦労されただろうな。

ランチはがんこ。もう2時になっていた。アルさんがコーンご飯を注文すると、タイマーがついてきた。火をつけて30分経たないと食べてはいけませぬ。ランチに時間がかかったが、こんな暑い日にはレストランでゆっくり休憩するのもいいだろう。


京阪電車で伏見稲荷大社へ。もう4時だけどまだ暑い。とりあえず千本鳥居までは行こう。


すいていた。


地図を見せて、頂上まで行くのは諦めさせる。


帰りはなだらかな下り坂。ご家族だけの写真を撮ってあげれた。


伏見稲荷から大型タクシーで清水寺へ。マヒュー君「次はどこ?ホテルがいい」 そうだよね。7歳の僕、ここまでよく頑張ってくれた。男性チームは仁王門の付近で待つことにした。元気な女性チームは坂道や階段を上り、


本堂にも入った。夏の風物詩、風鈴。今年初めて見た。しばらく清水寺に来ていなかったということ。


大黒天の左にあるこれは何?と聞かれた。仏様だろうと答えた。あとで調べたら七福神の福禄寿だった。そうか、ここに七福神のうちの二つが並んでいる。


奥の院までは行ったが、近道を選ばれ、音羽の滝まで階段で降りた。ご利益のある滝の水は飲まれず。ところが景色のいいところでは、必ず写真撮影をされた。ツアー後はアルバムを作られるそうだ。タニアさんは病院でコーディネーターのような仕事をされている。


清水寺の仁王門で全員集合。祇園はスキップ。タクシー乗り場までお連れしてお別れした。暑くて大変だったが、素敵な家族と素敵な時間を過ごすことができた。タニア・ママはマヒューが何かをしてもらった時には必ず”Thank you”と言わせていた。言い忘れた時は指導が入る。こうしてアメリカ人は1日に何回も相手の目を見て”Thank you” と言える大人になっていく。

生協の置き配が気になって、家路を急いだ。ドライアイスはまだ全部溶けていなかった。ホッ。

乗り換え駅の天満橋で夕食を買った。広島のみっちゃんのお好み焼き。麺が入っている広島焼きだが、広島焼きと言うと広島の人は怒るそうだ。お好み焼きと言いなさい。


コールスローも買った。ビールも飲んで、一人でご苦労さん会。


今日のゲストさんに27日に大阪でガイドをしてほしいと頼まれた。半日ならできますと答えた。7月6日をこの夏最後の観光ガイドにするつもりだったが、ゴールポストがどんどん遠ざかっていく。


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