11月後半の3連休、西国33箇所のひとつの観音正寺に行って来た。
もともと行こうと計画していたわけでなく、急に思いついて行動したので出発したのがお昼をまわった1時半だった。
車のナビが故障してるので、住所をたよりにいってみたけれど・・・紅葉シーズンで山道は混んでるし、国道は渋滞で全然進まないし、行くだけで2時間半もかかった。
ココは最初の1時間くらいはご機嫌でチャイルドシートに座り、私が運転していたので夫に遊んでもらったり、今ブームの「トントントントンひげじいさん♪」の歌にあわせて手を動かしていたけど、さすがに1時間半近くなってくるとイヤになったのと退屈したのか泣きはじめた。ジュースなどの飲み物を買うにも辺鄙な田舎道にはコンビニもなく、探し始めてから20分ほどしてようやく見つかり、おやつとジュースを買い、休憩してからまた出発した。
なかなか目的地にたどり着けなくて、途中でお寺に電話して現在地を説明し、行き方を教えてもらい、やっと山頂駐車場に向かう入口に着いたのが4時。管理人のおじいさんに、ここの閉門はもうすぐだし、今から登るのはやめて今度にしたら?と言われたけど、「ここまで来るのに2時間半もかかったんです!行きます!」と強く言うと「じゃあ帰ってくるまで待ってるから、くれぐれも気をつけて運転してなぁ。もし事故になっても助けにいけへんから・・ほんまに気をつけて、ゆっくり行っておいで」と言ってくれました。
お寺に続く山道は、想像以上に急で細くて、対向車が来ても絶対すれ違えないような、なんともスリルあふれる道のりでした。
幸い対向車もなく山頂駐車場にたどり着き、夫とココと石段を登りはじめたけど、300mも続く、段差のある石段はかなりきつく、私は汗だくになり先にひとりでお寺に向かい、夫は自分で登ると怒るココを途中から抱っこして、ようやくお寺に到着。本堂で掛け軸やおいづるに朱印など頂いてから、ほっと一息つき3人でお参り。観音様の御手につながっている紐に、お願い事を書いた紙の絵馬をくくりつけてこころが健やかに育ちますようにと願いを込めて奉納した。
紅葉がかなりキレイでゆっくり見たかったけど、お寺が閉まる時間で日も暮れてきたので、急いで来た道を下り駐車場に戻り山道を下り、おじいさんに門を閉めないで待っててもらったお礼を言って、帰路についた。
家に着くまでの2時間、ココは熟睡。。行くだけで疲れたね。今度からちゃんと考えていくようにします。