友達のわせっちに進められて最近見始めたDVD。
舞台はニューヨーク。
それぞれ個性を持った方向性の違う4人の30過ぎの独身女たち。
彼女たちはいろんな出会いをし、恋をする。
セックスをする。
なんてオープンな世界なんだろう。
ちょっとうらやましい。
誘い上手だし、誘われ上手。
第一そんなことを日本で繰り返していたら、
好き者だとか、あばずれだとかとにかく大変なことだろう。
『好きなものは好き。』
そう素直になりやすい場所なのかもしれない、ニューヨークは。
私は惚れっぽい。
すぐにいろんな男を好きになる。
だからそいういう場所はうらやましいかもしれない。
話は変わるが、
昨日、ちゃんとS山と別れてきた。
別に好きな男ができたからとかそう言うものではなくて、
貪欲でないという彼が不可解になったのだ。
成長に対して貪欲でない彼。
フリーターでも別にいい。
ちゃんと成長に貪欲であれば。
パティシエになりたいといいながら、
それに対して真正面から取り掛かっていない。
具体的に言い始めると長くなるからカットするけれど、
大学を辞めてアルバイトとしてケーキ屋で働いていたが、
別の店へ行きたいということを言い出して、そのケーキ屋を辞めた。
ところが別の店を探すということをせずに、
焼肉屋のバイトで生計を立てていた。
そして新しいケーキ屋のバイトも
焼肉屋のバイトを半年以上続けた頃にようやく始めたのだが、
うまく見つけられず、結局最初にいたケーキ屋に戻ることに。
理解不能。
いや、事情があるのはわかる。
色んな事情は全部聞いた。
でも、そんな事情や困難もすべて自分で片付けるべきだ。
たとえ周りの人間を巻き込むような事情であっても、
そこは自分本位に考えていけば良いのではないか?
もちろん最低限のフォローはした上のことでだけど。
もう23歳だ。
夢を追いかけるのはいいこと。
私はブラックリスト入りの企業とは言え、春から一般企業に入社する。
それは夢追い人ではないように見えるかもしれないが、
そんなことはない。
仕事のできる、自由を持った素敵な女になるための第一歩だ。
だから彼も夢を追うならきっちり追ってほしい。
きっちり追わないで生計を立てるためだけにフリーターを続けるのは
ニートと変わらない。
フリーターは許せる。ニートは許せない。
だから人生に対する姿勢が理解不可能。
でも彼を人として好き。
落ち着けるし、一緒にいれば楽しい。
それは古くからの付き合いがある幼馴染だし、
友達としても長くうまいことやっていたからだろう。
昨日はいろんなことを全部言った。
とってもシビアな言い方をいくつもしたと思う。
私自身のことは棚に上げていたし。
そこで彼は『その通りだな。』という反応。
その自分のだらだらした生き方に疑問を感じながらも
何もしてこなかったという。
それは甘えであると自覚もしている。
そのことを昨日、衝撃的に私が再び提示したということになるんだ、きっと。
友達として、彼をこれから応援していきたい。
そして、彼に自分で言ったことは
いくらかは自分にも跳ね返ってくる内容だったし、
自分のよろしくないところもあらためて感じた。
お互い、成長。
そしていつか再び親友と言える仲になりたい。