昨日、第3回の重要無形民俗財の舞台公演を行いました。
3年前、ホールに移動してきて予算も何もないところから企画して始めました。
普段は地域の祭礼等で行っている太鼓や踊りなどを広く紹介したいとの思いや、舞台芸術という切り口から演出して行いたいという思いからの企画でした。
第3回を終え少々疑問が出てきました。
もともと文化財指定されている太鼓や踊りはその歴史は古く、地域の幸せを神に祈ったり捧げるものであり、その地の人々が自分たちの地域のために行ってきたものです。
だから、大衆の面前で額縁に入れて公開演技するようなものでは無いはずなんです。構成などもそのようになっていません。
今回の企画で確かに若い後継者が出来、この公演のための練習回数も増えて地域コミュニティが活性化した団体もあります。
しかし一方で、公開するために元々のものを壊しているように見受けられる団体もあります。
やっぱり地域に連綿と受け継がれてきたものはその地域で行うのが一番良い気がします。
一見やる気がないように見えるのはそういったことを保存会の皆さんが感じておられる気がします……。
3年前、ホールに移動してきて予算も何もないところから企画して始めました。
普段は地域の祭礼等で行っている太鼓や踊りなどを広く紹介したいとの思いや、舞台芸術という切り口から演出して行いたいという思いからの企画でした。
第3回を終え少々疑問が出てきました。
もともと文化財指定されている太鼓や踊りはその歴史は古く、地域の幸せを神に祈ったり捧げるものであり、その地の人々が自分たちの地域のために行ってきたものです。
だから、大衆の面前で額縁に入れて公開演技するようなものでは無いはずなんです。構成などもそのようになっていません。
今回の企画で確かに若い後継者が出来、この公演のための練習回数も増えて地域コミュニティが活性化した団体もあります。
しかし一方で、公開するために元々のものを壊しているように見受けられる団体もあります。
やっぱり地域に連綿と受け継がれてきたものはその地域で行うのが一番良い気がします。
一見やる気がないように見えるのはそういったことを保存会の皆さんが感じておられる気がします……。