古いアルファベットだと、『J』はY音をあらわします。
たとえばユダはJudah。現代音なら『ジュダ』となるような音です。
もしくはユリウス(Julius)が現代音だと『ジュリウス』など。
というのは知識で知っていても、JとYを混同していくなんてこと
本当にあるのかといぶかしんでいたわけですが。
今日、ふと、真実に触れてしまいました。
日本語標準弁で言う、『そうじゃない』という言葉。
関西の方弁では、『そうやない』と言えます。
そう『じゃ』ない と
そう『や』ない。
これは『じゃ』と『や』が完全に置き換え可能です。
J音とY音は、冷静に考えてしまえば違う音ですが、
発声的に見れば近いものなのかもしれません。
もしくは語頭の『J』が無声音に近く考えられているせいなのかもしれませんが。
そんなことを思いつき、ちょっと楽しくなりました。