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直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

竹の時間 花の時間

2020年07月20日 | ちょこのひとかけ
テレビ欄を眺めていたら、
四十過ぎても職を転々としていた人が、
六十歳で花開いてどうたら、みたいな文字を目にしました。

その後ネットを見ていたら、六十年か百二十年かに
一度くらい咲くという竹が最近花をつけている
という文を目にしました。

ああ……テレビ欄の人は竹のような人なんだなあと
なんとなく思いました。
そして思ったのは、わたしも意外と竹のようなものなのかもしれないと。
わたしも120年くらい生きていたら、
120年目にとちくるって花でも咲く人生なのかもしれません。
まあ無理ですけど。

でも、思うと、たとえ60年で花咲いたとして、
それでどうにかなるものなのでしょうか。
いわゆる普通の人だったら、それまでに基盤を作り、
就職して地位を固めて、恋愛もして結婚もして家庭を作り、
自分たちの子も持って。
人生の楽しいところを楽しく過ごしてあとはロスタイム、
みたいな状況になっているところに、
それまで何にもなくて苦労だけした人が、
地位もお金もやっと手に入れて、そこからどうするのでしょうか。
正直なところ、そんなもの何の意味もないと思います。

適当に一花咲いたら即座に枯れてなくなるような人生なら
楽でよかったんですけどねえ。
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