『初音ミクの歌う 【気づいて --vvv-- 恋の抵抗値】』
07.12.15完成。 Flash調整2時間。
これがわたしの、初めての歌です。
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◆◆画像07-12-11◆◆

おぼえがき。
・イラスト関係
イラストは前回のものを流用し、抵抗器の上に文字を追加。
3939でみっくみくです。
・曲関係
前回からメロディーラインを変更しようとしたところまでは
よかったのですが、声だけだとなんだかなあというところ。
そこで伴奏を考え始めたのですが、
思っている音をアプリケーションで出すやり方がわからないので
結局全部ピアノの音にしました。
(本当は4文字でカラーコードを言う前に
テンポをとるところ、中太鼓の木のバチで
『カッ、カッ、カッ、カッ』という
音にしたかったのです)
そして伴奏。音が作れません。
伴奏を考え出してからの平日は、
実のところ仕事がまったく手につきませんでした。
コード進行はわからないわ、
そもそも左手をはじく右手の音だわ、
自分の頭の中でいいように聞こえる音が、
実際の楽器で弾くとまったく違う音だわと
もうめちゃくちゃダーワー、ヤワーラー
という感じ。
それでもなんとか見つけた和音を、
どうにかして使おうと考えて、
ラストにもってくることにしました。
でも、同時に思いついたリズム系の伴奏とは水と油。
それをなんとか解消できないかと試行錯誤したのが、
和音に行く寸前の、右手の装飾音と
左手のリズム変更。減速しようとして
気持ち悪くなるくらいがんばったのですが
あれが限界でした。
・曲調整関係
伴奏を考えてからは、その扱いに時間がかかりました。
まずは、歌自体と右手のメロディーは、若干違うこと。
右手では伸ばす音を出しながらも、
歌では歌詞が乗り続けるところでは
楽譜自体が違ってきます。
そこですごく悩んだのですが、
結果としては、歌旋律のパートと、ピアノパートの
3つの五線を並べて書くことで解消できました。
ためしに全部をMIDI化してミクに読み込ませると、
右手左手ボーカルとすべてが一緒くたになって失敗。
歌部分は楽譜から伴奏パートを削除してMIDIにしたものを
ミクで読ませて歌のwavにしています。
伴奏は手順をずらし、楽譜から歌パートを抜いたものを
MIDIにしたのですが……それをwav化したところ、
曲の長さが変わってしまいました。
歌と伴奏を合成すると途中でずれはじめて
最後では1秒近くずれるという、
すごく気持ち悪いことになりました。
この解消法にも悩んだのですが、
楽譜ソフトから直接wav出力できて一応は解消。
でも、なぜか返り音みたいなものが聞こえて、
変にうわんうわんうねります。
これは直すことができませんでした。
曲と伴奏は、他の人はどうやっているのかと
思ったところ、ソフトで合成するらしいです。
そこでいくつか試してみると、
曲の頭ずらしが微妙な単位でしかできないものはだめ。
無段階でずらせるものでないと、
ぴったり曲と伴奏があった気がしません。
でもどこまでずらせば音と声があっているのかを
考えて調整していたら、だんだんと
わけがわからなくなってきたので、
そこそこ聞こえていればいいやとまとめました。
せっかくなので音も調整しようと
歌の部分をあげてみたところ、
なぜかビブラートがかかるところで揺らぎの下の音が
聞こえなくなってぶつ切りになったため
しかたなく音量を戻しました。
完成後、試しアップしてみたところ、
音量が小さいと言われたものの、
それはしょうがないとあきらめかけたのですが、
MP3の音量だけは増加させることができると
思い出したので、合成した曲そのものの音量は
上げてみました。これで一応完了です。
・歌詞関係
曲を作ろうとしたきっかけはミクです。
せっかくミクが来たのでオリジナルで曲を
歌わせたいと思ってネタを探していたところ、
小ネタだけ軽く歌わせようと思っていた
『日本の音景シリーズ』のメモ中に、
「抵抗器のカラーコードの覚え歌は?」
と書かれたものを発見。
そこから発展させてみました。
『きらきら星』の歌で、ABCDEFG……という
あの歌のように、連続した音で歌いながら、
指折り数えればカラーコードの数字がわかる、
というコンセプトでした。
そのため一本前(Flash33本目)では
そのフレーズを嫌になるくらい繰り返しますが
今回は歌っぽくするために頭だけ残して
あとは破棄しています。
普通の覚え方では黒が最初に来ますが、
指折り式では0が数えられないため、
黒は一番最後に回しています。
歌詞はなんとなくツンデレ風味。
--vvv--は抵抗器の回路図記号をイメージしています。
理性と気持ちの間に抵抗、
思考と発語の間に抵抗、
『わたし』と『あなた』との間に抵抗
という図式です。
途中に四つ、色を並べて言うところは
抵抗値というよりは
カラーコードを数字の当て読みにして、
感情を表したものです。
そして実は一番苦労したのは
一番の歌詞の縦読みだったりします。
もう、みっくみくにへっとへとです。
なかなか可愛らしいですね!!
色々と初音ミクは骨折れそうですね;;
後flaave買いましたよ!!!
なかなか難しいです・・・
画像の大きさが中々合わないです
ほんとうに人らしく聞こえてびっくりです。
あれが才能の差ですね。
flaaveは、まずは本番を作らず、
軽く練習してみるといいです。
たとえばすべての効果を試すflashを作ると、
効果が何コマで発動するのか、どう動くのかが
わかります。
あと、画像の大きさがあわないというのは
どういう意味です?
設置の際に欲しいサイズに重ねるのが
難しいのか、移動の際に大きさが合わないのかで
対処法も変わる気がします。