考え事

ただの考え事です。

稲荷神社の神様って狐さんじゃないの?

2024-05-27 17:10:00 | 興味を持ったので調べてみた

近所に稲荷神社があるんだけど、神様はキツネじゃなくて、実は神様がたくさんいらっしゃるらしいのです。気になったので調べてみた。日本の歴史上、初めてお稲荷様が登場するのは西暦711年の2月。『山城国風土記(やましろのくにふどき)』に、秦伊侶具(はたのいろぐ)という人物が、餅を的にして弓を射たところ、餅が白鳥になって山の彼方へ飛んでいき、その白鳥が降り立った場所に稲がたわわに実ったという「もちと白鳥の伝説」が残っています。秦氏はこの神霊を祀るために、山に神社を創建し、それが今につながる稲荷神社の総本社、伏見稲荷大社の由来です。毎年、二月最初の午(うま)の日には、全国各地の稲荷神社で「初午祭」が斎行されます。これは、伏見稲荷大社の御祭神が降臨された日が2月11日(または9日)で、この日が初午の日だったという言い伝えによるものです。また、春に山の神が降りてきて田の神になり、秋にはまた山へ帰って行かれるという民間信仰とも関連しており、2月の初午に「山の神を迎える」という意味を込めて、祭りが定着していったとも考えられています。

伏見稲荷大社では、五穀を司るとされる宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を主な祭神としています。それ以外にも、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)を祀っており、合わせて「五柱の神」と称されています。

全国にある稲荷神社は3万社とも4万社ともいわれていますが、その多く伏見稲荷大社からこれらの神様が勧請(かんじょう)されているのです。

それでは、神様方をご紹介いたします。


 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)

八百万の神の中で代表的な食物神。全国の稲荷神社で祀られる神さまです。「お稲荷さん」と呼ばれ親しまれています。「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として広く信仰されています。記紀によればスサノオの子、あるいはイザナギ、イザナミの子とも記してある。どちらにしても皇統であり、多数の稲荷神様の中でも筆頭である。宇賀之御魂大神、倉稲魂大神などと言う表記もされる。


佐田彦大神(さたひこのおおかみ)

猿田彦大神と同じ方であるそうである。(さる)田彦大神と言うのが本来だったようである。田彦というのは稲田で働く男性と言う事である。文献上では日本神話中の国津神(くにつかみ)の一人。体が大きく,鼻が長く,眼輝き口尻の赤い神と言う事に成っている。天狗や権現様のイメージかと思う。権現様も狐に乗っている方がおられる。

御利益) 道開きの神様として知られ、物事を良いほうへと導いてくれます。 主なご利益は「交通安全」「道中安全」「良縁成就」。


 大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)

神祇官で祀られた天皇守護の八神のうちの一柱として、朝廷で重視された女神。君臣の間を取り持ち調和を図る神とされる。こうした性格から、旅館や百貨店など接客業の守護神として信仰されるほか、家内安全・家族和合の神ともされている。

御利益) 「商売繁盛」農業守護」家内和合」「病気治癒」厄除開運」接客業守護」


 田中大神(たなかのおおかみ)

稲荷神社の御鎮座以前から、稲荷山麓の里人等が奉斎してきた地主神、または土着神ともいう。田の神とみられている。


次に四大神(しのおおかみ)の皆様をご紹介いたします。

宇気母智(うけもちの)神、和久産霊(わくむすびの)神、豊受(とゆけの)大神、托枳尼真天(ダキニシンテン)の四柱の女神である。宇気母智神の子孫、一系である。


 保食(うけもちの)神

『日本書紀』では保食神と呼ばれ、食物を司る神として描かれます。『古事記』ではイザナギ神・イザナミ神の「神産み」から生まれます。神名の大宜都比売(オオゲツヒメ)とは「大いなる食物の女神」という意味です。記紀でスサノオとツキヨミに切られ、死体から様ざまな穀物を生み出した食物神です。


 和久産巣日(わくむすびの)神

日本神話に登場する食物の神さまです。『古事記』の神産みで火傷を負って病に伏せるイザナミ神の尿から生まれたとされます。娘には同じ食物神であるトヨウケヒメがいます。


 (とゆけの)大神

アマテラス大神の食べ物の調達をする神さま。食物神であり食物・穀物を司る女神である、伊勢神宮の御饌(みけ)の神として知られています。衣を隠されて帰れなくなった天女がトヨウケヒメの原像とされています。


 托枳尼真天(だきにしんてん)

荼枳尼“天”とは日本特有の呼び方であり、中国の仏典では“天”が付くことはなく荼枳尼とのみ記される。ダーキニーはもともと集団や種族を指す名であるが、日本の荼枳尼天は一個の尊格を表すようになった。日本では稲荷信仰と混同されて習合し、一般に白狐に乗る天女の姿で表される。


ご祭神の事が分かってスッキリしました。

























ペットボトル水耕栽培 #3

2024-05-26 21:22:00 | 興味を持ったので調べてみた

夏場は水分の蒸発が増え、液肥の濃度が高くなる。

また、夏場の植物は肥料よりも多くの水を摂取し、温度調節を行っているため、培養液中の水分が減少し、肥料濃度が上昇するという現象も起こる。

phとECの調整は水で薄めるか、phだけならダウン剤を投与して調整する。

いずれにせよ、ゆっくり下げるよう心掛ける。

日頃からEC測定器で計測し、微調整していくのが良い。


根を残して収穫していけば、さらに成長するので、長い期間多くの収穫が楽しめる。


 ということで、ペットボトル水耕栽培は簡単だそうである。

土溝栽培と水耕栽培のメリット・デメリットや、どこまで店を広げるのかで決まってくる費用対効果を吟味して決めると良い。

結局のところ、興味のある方法でやれば〜。



ちなみに、柔らかく耕した土があったのでそこに、形が悪いから捨てるミニトマトや、熟してドロドロだから捨てるミニトマトや、単に余ったから捨てるミニトマトを何も考えずにばら撒いたら、水も与えてないのに、雨水で勝手に大量にミニトマトが成育してしまい、うんざりする程毎日食べることになったことがある。


ミニトマトに関しては、捨てて放置の土溝栽培が簡単過ぎるのでおすすめ。

くれぐれも捨て過ぎないように!


やっぱ興味あるので、退院したらペットボトル水耕栽培やってみよ〜。


最後に、災害時用に種の寿命と備蓄方法を載せておきます。




発芽能力を長期間維持するため、瓶や缶など密閉できる容器に十分乾燥した種子と乾燥剤を入れてビニールテープで密閉し、冷蔵庫の野菜室(5~10℃)に入れて保存します。元肥を施す




先進国で日本だけ癌が増えている

2024-05-26 18:29:00 | 興味を持ったので調べてみた

先進国で日本だけが癌は増え続けているらしい。気になったので調べてみた。



日本は先進国であるにもかかわらず、がんが原因で亡くなる人が増え続ける唯一の国。

「欧米では、だいたい毎年5%ずつがん死亡数が減っています。それに比べ、日本では増加が止まりません。1995年の時点では、日本も米国も同程度でしたが、それ以降、差はどんどん開いていっています。」「じつは、がんの死亡数が増え続けているのは、先進国では日本だけなのです。」東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一氏

癌が増えた要因①高齢化


「他の先進国と比較して、日本では高齢化のスピードがものすごく速い。それが、がん死が増えている一番大きな要因だと言えるでしょう。日本のがん死亡者数は、団塊の世代が80代後半になる2030~2035年くらいまでは、増加し続けると思います。」(大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座教授・祖父江友孝氏)


言ってみれば、がんは老化現象の一つ。

長生きすればするほど遺伝子に異常が起きる可能性が増えるので、がんになる確率も高くなるというわけです」(北海道大学大学院医学研究科探索病理学講座特任准教授・西原広史氏)


日本での統計(国立がん研究センターがん対策情報センター)を見ても、高齢になるとがんの患者数はぐっと増える。50~54歳でがんを患っている人は約3万3000人。それが60~64歳になると約9万5000人、70~74歳になると約12万2000人となる。

癌が増えた要因② 食生活の変化

「現代の日本人は、自分たちが思っているほど健康的ではありません。食生活の欧米化が進み、肉の摂取量は50年間で約10倍、脂肪分は約3倍にも増えました。逆に野菜や果物の消費量は減り、米国を下回っている。日本人は運動量も少ないし、いまでは多くの米国人のほうが健康的な食生活を送っているとすら言えます。そもそも、日本人のほうが糖尿病になる確率が高い。糖尿病になると、インスリンというホルモンの血中濃度が高まりますが、これにはがん細胞の増殖を促す作用があり、発がんリスクが2割ほど高まることがわかっています。」(前出・中川医師)



1. 熱い飲食物は食道がんのリスクを高めるので、60℃以下に冷まして飲食するようにしましょう。


2.加工肉や赤肉の食べ過ぎに注意しましょう。

3. 魚はさまざまながんの発症リスクを減らす。オメガ3脂肪酸を多く含む青魚などがおすすめ。

4. 1日5皿分以上(350g)の野菜と200gの果物


5. ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜は、がんの予防に効果がある。

6. オリーブオイルは、がんの発症リスクを低下させる。

7. 100%フルーツジュースやその他飲料に含まれる砂糖や果糖の摂り過ぎに要注意。

8. コーヒーは、がんのリスクを低下させる。1日5杯以上飲む人は、肝臓がんのリスクが4分の1に。

産業医科大学医学部第一外科学教室 講師の佐藤典宏先生


一方で、国立国際医療研究センターの研究では、コロナ感染リスクが上がるとの報告もあります。


1日1杯未満と比べると、1日1杯ではリスクの増加は観察されませんでしたが、1日2杯群で48%増加、1日3杯以上で82%の増加が確認されました。研究によると、コーヒーには確かに抗酸化作用・抗炎症作用があるが、過剰に摂取しすぎることで、それに対して生体が炎症を起こし、結果的にウイルス感染への免疫が落ちるのではないかと考えられます。

どちらのリスクを取るか?という事になるのですね。

癌が増えた要因③検診の受診率が驚くほど低い

「たとえば子宮頸がん検診の受診率は、日本では30~40%ですが、米国では84%。検診で見つかるような早期がんは、9割以上が治ります。それが、進行してから見つかれば、がんによって命を落とす人が増えてしまうのは当然のことです。」中川医師はこう指摘する。

癌が増えた要因④日本は、予防医学の後進国

検診をやっている医者は、地位が低く見られる傾向にあります。欧米では検診も医療の一つと考えられ、信頼も高い。日本の医師は患者を『治す』ことにしか関心がない。医者は難しい治療をするのが善で、それが本来の医者の姿だと思っているのです。

癌が増えた要因⑤がんは手術で治すものという先入観

手術と放射線治療の治癒率は同じというデータも出ています。日本での放射線治療の割合は約25%ですが、アメリカでは60%程度。日本は圧倒的に少ないのです」差額ベッド代がないと経営が成り立たないところも多い。身体に負担が少なく、通院治療ができれば患者さんにとってはベストですが、病院も経営のことを考える必要がある。手術をして、入院をしてもらうほうがありがたいのかもしれません。」(中川医師)


患者の視点に立った医療が提供できれば、がんで死ぬ日本人を減らせるはずです」(順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座教授・樋野興夫医師)



手術をすると、体力の回復に長時間掛かります。社会復帰も遅れ人生の計画がどんどん遅れて行く事でしょう。確実丁寧に癌が摘出できる以外は、他の治療を検討して、社会と繋がりながら治していく方が良いのではないかと私は思いました。


大地震への備えは出来ていますか?

2024-05-25 13:32:00 | 興味を持ったので調べてみた




南海トラフ大地震がもうすぐ起きると言われています。準備は出来ていますか?今回は、災害時に避難所で起こることを考えていきます。





皆さんは何を準備したでしょうか。飲食品・薬・下着衣服・ラジオ・照明用品・保護具・調理用品・調理器具用燃料など考え出したらキリが有りません。ペット・赤ちゃん・介護・持病・障害など個々の事情もあるでしょう。さあ、厳選して準備しましょう。持っていける量にしなければなりません。災害時でも紛失しない場所に置いておきましょう。避難所やその近くに、あらかじめ置いておけるなら良いんですけどね。





さて、あなたは、それらを持って避難所に辿り着きました。あなたは準備万端ですが、周りには準備不足の人が大勢います。あなたは持っている物を悟られてはいけません。なぜなら、くれくれ被害に遭うからです。皆が欲しがり、周りと同じ水準になるまで提供しなければ、その場に居られなくなることでしょう。食品は匂いが出ないもの、食べて音が出ない、ゼリー飲料など良いでしょう。

大切な物が盗まれないように、注意しなければなりません。

女性は、性暴力に注意して下さい。若い方だけでなく、50代60代やあってはならない幼少期も被害に遭っています。避難所内は男女別を徹底させる必要があります。トイレは常に明るくなくてはなりません。数人で行き、交代で1人は監視をしてもらいましょう。


ペットは避難所には入れないでしょう。ペットに水を与えるだけでも、「人間に足りて無い水を動物に与えるなんて」と責め立てる人がいたそうです。自分で持ってきた物だと言えば、それを人間に提供しなさいと言われ、くれくれ被害に繋がります。


炊き出し支援の団体が、食料物資の在庫を充分確認せず、大判振る舞いで調理してしまい、その後ひもじい思いをした避難所もあったようです。


家族・ペットの安全やプライベートを守るには、やはり、車やテントがあったほうが良いのでしょうね。なので私は、完全クローズ出来るタイプのワンタッチテントを、防災グッズに加えることをお勧めします。外でテントを張ることになるかもしれないので、風に飛ばされないように、ペグを忘れないようにして下さい。


災害に遭ったのに、犯罪に遭うなんてあってはならないことです。

自分の欲に流される人は、悲しいですが必ず発生します。自分の身を守る仲間を見つけて下さい。仲間と協力して、犯罪から身を守って下さい。犯罪者は、あなたたちの隙を狙っています。





さて、あなたと家族は、大地震が来た時どこに逃げますか?決めていますか?家族間の連絡方法は皆んな理解できてますか?ケータイ電話は繋がらないかもしれませんが、メールなら繋がるかも。場所によっては、避難に数分しか時間が与えられないかもしれません。家族で一度しっかり話し合っておきましょう。





さて、津波から避難する場所が遠い場合、やるべきことがあります。

1日の大半を、避難する場所に近い所で過ごすことは出来ませんか?家族や身内が安全な場所に住んでいるなら、そちらに移ることは出来ませんか?それが無理なら、原付バイクを買いませんか?それできっと避難出来ます。災害非常時は、ノーヘルだろうと、二人乗りだろうと、スピード出そうと、逆走だろうと、警察はきっと許してくれます。乗り慣れてない人は、練習しましょう。どう逃げるのか、ルートを確認しながら。


残念ながら、避難を、生きることを諦めている人はいますか?

本当に未練は無いのですか?

生き残る方法は全く無いのですか?


さて、諦めてしまったあなたには、やるべきことがあります。

周囲の人にしっかり伝えて下さい。

「助けに来るな」と。

あなたが、生きることを諦めているなんて知らずに、助けに行って、命を落とす人が可哀想です。そして、笑顔の写真と、あなたを想い出せる物を、大切な人に渡しておいてあげて下さい。感謝と別れを、伝えてあげて下さい。災害時は、玄関に「避難済み」と張り紙を貼っておきましょう。


全ての人に、助かる方法があるはずです。


家族や地域で、とことん考えましょう。


本当に氷河期は来るのだろうか?

2024-05-25 11:58:00 | 興味を持ったので調べてみた

現在、地球は氷河期の周期に入っています。温暖化が進んでいるこの状況で、本当に氷河期は来るのだろうか?と気になったので調べてみた。


氷河期に入っていく主な要因はいくつかあって、それらの要素が相互に作用して、地球の気候に長期的な変化をもたらすようです。



①離心率変動。(地球の軌道の変形)

軌道が楕円形からほぼ円形までの範囲で変化することで、太陽から受ける日射量が変動します。この周期は約10万年です。

②地軸傾動。(地軸の傾きの変化)

地軸の傾きが変わることで、季節ごとの温度差が変動します。この周期は約41,000年です。

③ 歳差運動。(スピードの落ちたコマのように、地球の自転軸が円を描くようにゆっくりと移動する現象)

これにより北半球と南半球の季節が逆転することがあります。この周期は約26,000年です。

④ 太陽活動。

太陽の活動は周期的に変動し、太陽放射の強度が変わります。低い太陽活動期(例えばマウンダー極小期)には、地球の気温が低下する傾向があります。

⑤ 火山活動。

大規模な火山噴火は、大量の火山灰やエアロゾルを大気中に放出し、太陽光を遮ることで地表の温度を低下させることがあります。

⑥ 海洋循環。

海洋の大規模な循環パターン(例えば、北大西洋深層水の形成)が変化することで、気候に大きな影響を与えることがあります。海洋が大量の熱を蓄えることで、地球全体の気候バランスが変動します。

⑦ 大気中の温室効果ガス濃度。

大気中の二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの濃度が低下すると、地球の表面温度が低下します。これらのガスの濃度は、植物の成長や火山活動、海洋の吸収能力などに影響されます。


イメージとしては、これらの要因が重なって、日射量が下がる。→気温が下がる。→氷床に二酸化炭素などの温暖化ガスが取り込まれる。→気温が下がる。→気温変化の増幅を繰り返す。→気温低下が加速する。

という感じだろうか。


さて、問題はこの気象変化に「温暖化」がどれだけブレーキをかける事が出来るのか?それとも、気象状況をめちゃくちゃにしてしまうのか?


氷河期の進行が妨げられる要因もいくつかあって、それらの要素が相互に作用して、地球の気候に長期的な変化をもたらすようです。

① 人為的な気候変動。

人類の工業化以降、その活動(特に化石燃料の燃焼や森林伐採)によって大量の温室効果ガスが大気中に放出されています。これにより、地球の平均気温が上昇し、自然な気候サイクルが大きく影響を受けています。通常であれば、現在は氷河期の入り口に位置するはずですが、人為的な温暖化によってその進行が遅れている可能性があります。

② 自然な気候サイクル。

地球の気候は、上で書いているように、様々な要素が相互に作用して地球の気候に長期的な変化をもたらすようです。現在は、比較的温暖な間氷期にあり、この期間は数千年続くことがあります。

③ 火山活動。

大規模な火山噴火は一時的に地球の気温を低下させることがありますが、近年の火山活動はそれほど大規模ではなく、長期的な氷河期の引き金とはなっていません。

④ 海洋循環の変化。

海洋の循環は地球の気候に大きな影響を与えます。例えば、北大西洋の暖かい海流である北大西洋暖流が現在の温暖な気候を維持する重要な役割を果たしています。


これらの要因が組み合わさることで、現在の地球は氷河期の進行が妨げられ、温暖な気候が続いていると思われます。しかし、気候変動の要員が一つでも大きく作用し始めれば、急変するかも知れません。


岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域教授の野沢徹氏によると、黒点がほとんどなかった1600~1700年ごろ、地球全体が低温になり、イギリスではテムズ川が完全に凍り、オランダでも運河がほとんど凍り付いたと言われる。日本でも、冷害によって1674~1675年にかけて延宝の飢饉、1688~1704年にかけて元禄の飢饉が起こった。しかし、氷河期は「太陽」のせいではなく、「地球の公転軌道」が変わったため…だそうです。そのころ地球は現在よりも火山活動が活発な時期でした。最新の研究では、その影響だと考えられています。


野沢教授によると、「公転軌道を計算すれば、次の氷河期がいつ来るかはわかっています。あと3000年くらいは、今の温かい気候が続くでしょう。」との事です。

急な変化が起きない事を祈りましょう。