今日は学校で
『 オーストラリアに来るまでの私の人生 』
と言う課題を出され作文を書くものでした
私は5年間会社務めをした後
1年間オーストラリアを旅し
バウムと出会い
楽しい思い出を一杯作り
スイスに嫁いだと書きました
それぞれ書いたものを隣の人と交換して
文法やスペルをチェックをするんですが
ネオ君が言いました
『 ナンシーのは素敵な人生だね
僕のはナンシーみたいに素敵じゃないから
なんか恥ずかしいな 』
瞳の澄んだネオ君の作文にはこう書いていました
ブータンで生まれ
17歳の時にネパールの難民キャンプで9年間生活し
去年オーストラリアに亡命
、、、、、、、、、、、
ハッとしました
ネオ君に1つだけ聞きました
『難民キャンプってどんな所だったの?』
『 もう最悪 だって小屋じゃなくてテントだよ』
家があって家族があって
学校に行けて部活も出来て
温かな給食もあって
病気になれば病院にもすぐ行けて
美容室にも行けてお洒落も出来て
そんなの当たり前だった私の人生
彼のような生活があるのはもちろん知っていたけど
なんだか遠い世界のように思っていました
同じように地球上に生まれてきて
こんなにも違う
ネオ君は言いました
ナンシーに出会えたように
ココで沢山の出会いをとても大事にしたいんだ
私も同感です