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774Zのセガ8ビット系gooブログ

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改造編:マスターシステム2[第一回/海外PAL版→NTSCからの]

2015-03-23 19:00:00 | インポート

[セガ人にはおなじみのマスターシステムIIです]

前回のブロマガを読んでる方ならご存知かと思いますがヨーロッパから輸入しました
(あ、ヨーロッパから買ったって言ってなかったわー。まぁPAL版だからそういう事でw)

■前回はこのような写真でした



既にPAL→NTSCに改造が終わってこのままでも映像が映るのを確認できているのですが
今回は本格的に加工に入りました(笑)

■50MHz/60MHz切替用スイッチの穴加工



横にドリル穴をあけ角ヤスリで四角に穴を広げM2のビスで留めるようにφ2.5の穴も
あけました。マジックで印を付けてるとはいえやっぱり若干ずれますね(笑)
メガドラのリージョン切替に使っているスライドスイッチも検討したのですが
ケースの肉厚の関係で殆ど出っ張らない状態なのでこのスイッチになりました

■RF出力部の改造




現在はRFのRCAをそのままビデオ端子にしていますがやはり黄色にしたいということで
RFの突起部を取りました




サンダー等で取れば綺麗に取れますが今回は手元に無いので古いニッパーで徐々に
取っていきました(強引)
本当はサンダーで真っ平らにするべきです
そして黄色のRCA端子を付けて見ると



やはりカッコイイです。GND(グランド)の部分は邪魔になるし
フレームでGNDが取れてるので省きました(笑)
さて元々あいている横の穴ですが若干位置が黄色のRCA端子より低いです
でも本体に音声用の赤白RCAを付けたくなかったので




ここにステレオジャックを付けました。モノラルしかないマスターシステムですが
左右から音声を出力させるためにこのような仕様です
上から見ると



こんな感じ。出来れば動かないようにナット部分にステンレスハンダを
盛るのがいいかなと思います
とりあえずココまで進んだのでケース加工に入ります



φ2のドリルで穴をあけて更にφ5位のドリルで穴をあけました
右から2個は元々開いているDCアダプタ用とRF部の穴です。
更に左に2個あけました。ステレオジャック部分とS端子用です

業務用も含めて大体標準のドリルはφ13までしか掴めません
個人で持ってるハンドドリルなんてせいぜいφ6.5掴めるのがやっとです
そこで



ステップドリルです。自分達はタケノコと言っています
コレならかなり大きく広げていけます
プラ加工で軽く広がっていくので調子こいてると大きくなりすぎるという
失敗をしてしまうので注意が必要です
慣れていない人は肉厚のある手前は既に大きい穴の状態で奥だけが小さいという場合で
入らないからと大きく広げ入ったと思ったら手前が大きくなりすぎているパターン多いです




かなり大きくなりました。ステレオジャックのほうは余裕があるくらいにしておきます
S端子部の穴は部品がはいる1つ前の大きさで止めました
何故かというとS端子部品にはDカットされていて回り止めになっているからです



ほらね?円じゃなく円の一部スパッと切ったような形で英語のDみたいですよね?
自分達はこれをDカットと呼んでます
穴をDの形にして部品をはめ込むと部品が回らなくなるんです。
なのでS端子の穴は半月ヤスリで広げていきDになるようにしました。
もちろんちゃんと嵌合(カンゴウ又はハメアイ)できるようにするには時間もかかるので
ある程度ですませ多少回転する状態ではあるものの1/4回転まではしない状態です
そして嵌(は)めてみます




バッチリなんですがここで問題発生!!
S端子部品のナットが締め付けられない(爆)



急遽古い半田ごてで邪魔な肉厚を減らしてなんとか付けれるようになりました

とりあえず仮組みしてみます



メガドライブもそうでしたがS端子部分がケースに直付けというのがつらいですが
見た目もなかなかいいものになったと思います



S端子の位置は実は内部シールドの切り欠き部分に合わせています
S端子はもっと上に付ける方がベストなんですがどうしても黄色のRCA端子と
同じ高さにしたかったので・・まぁそれで問題発生したんですけどね orz...
え?普通に音声もRCAのほうが使い勝手いいって?
それはごもっとも(笑)本当にそう思います。
でもあまりでっぱるのを良しとしない性分なんで許してください(笑)

■全体的にみると



こんな感じです

■ハンダ付け

ではさっそくハンダ付けに移りましょう
まず音声部分のワタリ線です。モノラルなので1chですがステレオジャックなので
LRの音声が必要です
そこで線の途中を



ニッパで剥きます 更に




剥きます。渡らせたい数だけ剥くと1回のハンダでワタリ線ごとハンダできるようになります
今回は1回しか渡らせないので



このような状態で大丈夫です。この線を



こうやってハンダ付けすれば渡り線が外れることもなく1本の線を握れば済みます



簡単ですね。GNDは映像も音声もフレームと短絡(繋がっている)しているので無視しました
必要な箇所をハンダ付けしていきました




コンデンサを立てるとこの基板がつけれないので寝せています
この基板は既に作っていたものなのでそのままです
そしてハンダ付けが終わりました



本来ならスイッチ部とS端子の配線はコネクタ結線にして簡単に取り外しできるように
したいのですが予算がなくあえなく断念(笑)

ここまで作業時間約2時間半。あらかじめコンポジ部分とPAL→NTSCへの改造を
してたとはいえ結構かかりました。以前映像も映ってたし安心してテストを行いました

問題発生!!
映像がでませんww RCA取り替えてGNDとってなかったから?とか
いろいろ調べて見ましたがちゃんと導通もあるし問題なさそうです。
映像だけのチェックだったので音声はでてるのかな?とステレオジャックに繋いで
聞いてみると音声は出てます。再度映像端子をつなげてみると
映っています!!あれ?音声を外してみると映像が消えます どーゆーこっちゃw
改造前は音声無しでも映像が出てたのにほぼ回路部分に関して無改造なのにwww
普通に考えればGNDの問題のようですが導通があるので原因わからず・・・





とりあえず映ったから今度は50Mhz/60MHz切替を行ってみよう!!
60MHz・・・正常  切り替えて・・・
50MHz・・・・映像乱れとるーーwww
なぜ外人の改造動画SMS2は普通に動作したんだーーーーーーーーーーーー

やはりPAL版をNTSCにし更に速度切替にしたからなのか?
まぁいいやもう普通に60MHzでプレイしよ

もう3時間経ってしまった・・

とりあえずまだ残ってるリセットスイッチの追加と
S端子部分の回路と配線は(映像の原因も含め)次回にしよーっと

取り付けてカッコイイ、リセットスイッチの部品なんかないかなー・・・・

(いつか次回へつづく)




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1 コメント

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Unknown (daiki)
2021-03-16 16:44:26
4極ミニへ改造することもできるようです
https://www.thefuturewas8bit.com/shop/sinclair/deluxe-atari-composite-video-mod.html
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