このブログでも結構多用している「○○○っす!」。
自分はこの’後輩言葉’をメールなどでワンポイント&ピンポイントに使ったり、口語としてこれを用いた方が面白い!と思ったときに使っている。
しかし本日、全ての日常会話に○○○っす!を使う若者(女子)に遭遇、気になった(笑)。
すいませんっす、いいんっすか?、そうなんっす、忘れたっす、どうっすか?、まじっす、etc・・・。
これ、本当。
話を誇大しているわけでも脚色しているわけでもない。
こんなに多用されたら、話の内容より言い回しの方が気になっちゃうじゃーん。
ま、ちょっとウケたけどね。
せっかくだから、今度全編○○○っす!で会話してみよう。
ややウザ~
映画「かもめ食堂」を観た。
確か2006年に公開されたこの映画、小規模ながら映画ファンの心を捉え、話題になったよね。
つい先週?同じ制作陣で作った「めがね」公開にあわせ、テレビで放送(深夜)してたのでバッチリ録画してみた。
舞台はフィンランド・ヘルシンキ、おにぎりがメインメニューの小さな食堂「かもめ食堂」を営む主人公と彼女を取り囲む人々の日常のお話。
主人公の小林聡美と片桐はいり、もたいまさこの不思議な交流が心地良く描かれている。
時間は緩やかに穏やかに流れ、木々や森などの景色は美しく、陽射しの入り加減がまた丁度良い。
こんな食堂があったらいいな、と思うようなステキな食堂、そこで交される会話と人間模様がなぜか癒しに。
うまいコーヒーが飲みたくなるねぇ~
うまいコーヒーが飲みたくなるねぇ~
言ってしまえば、本編中、特に何も起こらない。
けど、周りが幸せになってゆく不思議な映画。
こういう日本映画って必要だな、と心底思う。
原作(by群ようこ)もぜひ読んでみたい。
余談になるが、自分がフィンランドへ行ったのがちょうど10年くらい前。
ほんとに時間の流れがゆったりして、人々も穏やかだった。
トナカイと戯れ、フィンランド流サウナでどっと汗をかき、オーロラを見に出かける。
日本と違い、冬でも湿度が低いからカラっとした寒さ。
ここで暮らせたら幸せだなぁ~って心底思ったよ。
そんな記憶が蘇りつつ、死ぬまでにもう一度行きたい~!と切に願うのだった。
明日からは10月!
嘘のように月日は早く過ぎ去るのね。