テキパキと仕事をこなす彼等
三年生のジュハリを筆頭に五人で、肩を寄せ合い生活をしている!
生活習慣の違い、宗教的な違いから途中でインドネシアに帰っていった三年生のサスを
どんな思いで・・・見送ったのだろうか?
私達には理解し得ない心の傷を負い、悩み苦しんだ末での判断であっただろう
炊事担当は一週間づつ交代で・・・
誰が、今週の担当だろうかは?すぐにわかる
:「ママさん、お昼ごはんありますか?」と、こっそり聞きに来るからである。
お昼ごはんが納屋で頂ける時は、お昼の支度に帰らなくて良いけど
無いとなると、自分達で作らなくてはならない!
炊事担当には心の準備が必要なんだろう(^;^)
仕事は、日本人よりも数時間も長く働く彼ら!
疲れて帰宅してから眠りに着くまでの数時間も洗濯炊事と家事もやらねばならない
ほんのひとときの、夜の団らんには、どんな会話が飛んでるのだろう

もうすぐで、インドネシアに帰っていくジュハリー
彼の顔を見てると、新一年生で入ってきて、人とのコミニュケーションもあまり取れずに
物静かだった彼の事を思い出す。
口下手で、シャイな彼!
今では、船員さん達と冗談も交わす。
しかし・・・・
しっかりとした考えは、時折の会話の中で感じる時もある
冗談の激しい船員さん達が、私の事を:「ネネは、お前達には優しいねえ~~~」
と、からかったりすると
アリフは、ムキになって言い返す:「ママさんは、ネネではありません!

」
(ネネとは、インドネシア語では、おばあちゃんの事)
すかさず・・・私が:「お姉さんだよね


」
と、言い返すと!
ニヤリと笑って・・・・:「それはちょっと・・


」と、はにかんで応える。
優しくて、思いやりがあって、礼儀正しい彼等!
ジュハリーが帰国していった後には新一年生が12月にはまた、やってくる!
一年生が、先輩になり・・・二年生は最年長さんに!
身近に接して彼等の事が良く解るだけに、一日一日の日本での生活が楽しいものであってほしいと願う!
辛い事があっても、影で隠れて泣いてるだろう
何の、力にもなれないがせめて,納屋での仕事中の時間帯だけでも
明るく笑って過ごせたらな~~~!と・・・・