こんばんは✨ラメール♪ピアノ教室です。
今日はこちらの記事を元に電子ピアノについてお話しします。
↓
俳優の菅田将暉さんは幼稚園から中学生までピアノを習っていたそうです。
10年くらい習っていたそうで、外出自粛の生活が続いている事から、ピアノの練習を再開されたそうです。
練習再開のため、購入しようと電子ピアノを探した所、外出自粛で売り切れの所もあるそうで…
1番早く届くグルグル折りたためる電子ピアノを買ったそうです!(すぐにでも練習されたかったのでしょうね)
折りたたみ式のはこんなの↓
ペダルも付いてるとは驚きました。
うちの生徒さんにも、入ってすぐにこのタイプを買いました!と言われていた方がいましたが、
【とりあえず】にはいいかなと思いますが、初めてピアノに触れるお子さまにはおすすめしません😅(すぐに買い替えられました)
菅田将暉さんも昔習っていた上で、使用されているだけで、本当に習い事として今から習う場合は場所は取りますがやはり生のピアノに勝るものはありません。
ですが、最近の住宅事情やご家庭の環境により、電子ピアノの需要の方が多いの確か。
電子ピアノといっても、値段はかなり幅広くパッと見だけではどう違うのか判断するのは難しいです。
そこで!
電子ピアノでも
【ここだけは絶対に買う時気をつけて!】という所3つ!
①【鍵盤の数は88鍵を選ぼう!】
電子ピアノで検索するとキーボードもヒットしてしまいます💦
キーボードは61鍵が多いようですが、49鍵から76鍵まであるようです。
そもそもキーボードは触っただけで音がでます。
鍵盤の重さも軽く、見た目は似ていても電子ピアノとは構造が全く異なります。
最近は88鍵の卓上タイプで電子ピアノと表記されている、キーボードと見分けがつかないものもあります。
本物のピアノと同じ鍵盤の深さ、指の力で弾けると表記されているものもありますが、これは元々ピアノで普段練習している人が、外でピアノがない場所で演奏するような時の使用目的かな?
(他の楽器とセッションしたり訪問コンサートなど)と個人的には思っているので、これから初めて学習するお子さまには向かないと思っています。
88鍵より少ない鍵盤だと、弾ける曲も限られてきますし、初歩のテキストでも曲によっては音域が幅広く使われているような曲だと…練習出来ません。
安いからととりあえず購入しても、また買い替えなければいけないし、余計な出費になります。
②【ピアノを弾くには椅子の高さが重要!】
上にも書きましたが、最近卓上タイプの電子ピアノと言われているものは、自宅で練習する場合それぞれ好きな場所に置いて練習するかと思います。
経験談でお話ししますと、私が講師になりたての頃…
20年ほど前教えていた小学生の生徒さんで、レッスンのときの姿勢が注意しても注意しても直らないからおかしいなと思い、自宅での練習環境を確認した所…
何と!正座して卓上タイプのキーボード(電子ピアノ?)で練習していたんです💦
もうそれはそれは驚きました。
「ピアノ持ってます😃」という言葉を信じてレッスンしていたので…
(新人の頃は生徒さんの自宅の楽器をきちんと把握出来ていなかった…反省)
ピアノを弾く時は足で身体をしっかり支えて演奏しなければいい音は絶対に出せません。
足の届かない小さい子には足台が必須です。
(これについてはまた別の機会で)
●こちらの記事に詳しく書いてます
↓
③【続くか分からないからとりあえず安いもので…はNG!】
これも本当の事例ですが、先程の卓上キーボードの正座の子は、まだ鍵盤の数が多かったから良かったのですが…
おもちゃのピアノで半年習われた方も教えた経験ありの私です(何度も説明して買い替えてもらいました。現在継続中)
幸い私は導入期の幼児のレッスンは3ヶ月くらいはピアノを触らせないので、実質3ヶ月ほどがおもちゃのピアノで練習をしていた事になります💦 |
●私の導入期のレッスン方法はこちら
↓
ピアノの先生ならお分かりでしょうが、幼児期の1番大切な時期に、キーボードやおもちゃで練習し続ける事がどれだけ子どもの指、体に負担になるか…そもそも1つ1つの鍵盤の大きさも違う💦
ピアノは指先だけ使って弾いている訳ではないという事を是非知っていただきたいと思います!
体全体を使って弾いているのです。
ですが現実は本当に続くか分からないから…との理由で中々すぐに準備されない方がいらっしゃるのも事実です。
体が出来ていく成長期に正しい指づくりや良い耳を育てていかなければ最終的にはすぐに続かなくなります。というよりピアノでなければ練習出来なくなります。
レッスンでピアノに触れていても大抵は週1レッスンです。
自宅で普段おもちゃのピアノやキーボードで練習する時間の方が遥かに長ければ、それはキーボードの弾き方は上手くなるでしょうがピアノの弾き方は上手くはなりません。
レッスンの時に、それを先生に注意されても分かるはずがないんです💦
ここを中々最初は理解していただけない所ですが非常に重要な所だと声を大にして言いたいです🙀
そしてその環境で習い続けた子どもは次第に…
練習してもレッスンで弾けないと気づく
↓
楽しくなくなる
↓
練習しなくなる
↓
練習しなさい💢と怒られる
↓
だって家の楽器じゃ先生が言ってる事出来ないもん
↓
練習しない
↓
練習しないから弾けないのよ💢とまた怒られる
↓
ますます練習しない
↓
辞めさせられる。
となるのです。
家庭環境によってすぐには準備出来ない時は仕方ないと思いますし、先生の技量次第で出来る可能性もありますが…
保護者の方がこの事を頭に入れておいていただくだけでも違うと思います。
理想を言えばこのあたりは最初から準備していただきたいです↓
10万以下のお手頃価格↓
本格的に学びたい方は生のピアノで🎹
↓
さらに専門的に学ぶのであればグランドピアノですね
(グランドピアノもサイズにより様々です)
↓
ピアノも車と同じと考えていただくと分かりやすいかもしれませんね。
三輪車〜フェラーリくらいの違いがあると思われたらいいのではないでしょうか!
(ピアノも最高級なものは2000万くらいします)
ではまた🎶
●ラメール♪ピアノ教室のホームページはこちら
↓