何となくブログをはじめた30歳男性、ジョシュアです。猛暑日が続いて無気力状態ですが、ぼちぼち更新できたらなと思っております。
庵野秀明展にて撮影
さて、タイトルにもありますが皆さんは「シン・仮面ライダー」はご覧になりましたか?
私は公開初日としばらく経ってから2回目を観に行きました。劇場での上映は終了しておりますが、2023年7月21日よりAmazonプライムにて配信が始まります。
気になってはいたけど何となく劇場に足が向かなかった、そんな方も多数いらっしゃったと思います。
ですが、Amazonプライムの配信なら比較的気軽に視聴出来ますので、この機会に「シン・仮面ライダー」を観てみてはいかがですか?
あくまでゴリ押しではなくて、ゆるくオススメしたい気持ちがあったので今回のブログに取り上げてみようと思った次第です。
私が幼い頃から仮面ライダーというコンテンツに触れて来た理由は、間違いなく父親にあります。
初代仮面ライダーは父親世代はドンピシャで、その影響もあってか60歳を過ぎても父はオートバイに乗っています。
そんな父親を持てば必然的に仮面ライダーに興味を持つようになるものです。TSUTAYAでVHSを借りてきては、食い入るように画面で繰り広げられる特撮アクションに釘付けになりました。
私が子供の頃は平成ライダーがスタートしたばかりで、リアルタイムで「仮面ライダークウガ」を放送していました。もちろん親子で毎週日曜日はクウガを観ていましたが、子供ながらにどこか物足りなさを感じていました。
初代仮面ライダーといえば、藤岡弘さんが仮面ライダー1号(本郷猛)役を演じてらっしゃるのは有名な話だと思います。
当時の私の中での仮面ライダー像というのは、爽やかな二枚目俳優のオダギリジョーさんよりも、時代劇役者のような演技に迫力があり肉体派の藤岡弘さんの方が近いと感じていたのかもしれません。
とにかく幼い私は初代仮面ライダーが好きで、いつも主題歌を歌っていました。
私の個人的な話題が続きましたがタイトルにある通り、シン・仮面ライダーはどんな方にオススメなのか、ビシッと書いていこうと思います。
まずは、平成ライダーが好きな方です。
これは意外に思われるかもしれませんが、実は大切なポイントです。
シン・仮面ライダーの監督を務めてらっしゃるのは、「シン・ゴジラ」や「シン・エヴァンゲリオン劇場版」などの作品で有名な庵野秀明監督です。
庵野秀明展にて撮影
庵野監督自体が重度の仮面ライダーオタクなのはあまりに有名な話ですが、彼の奥さんが描いたマンガの中に平成ライダーのベルトをつけた庵野監督が出てきます。
インタビュー記事の中にも、「平成ライダーの中なら555(ファイズ)が好き」という趣旨の話が出てきます。
シン・仮面ライダーにはこの平成ライダーのエッセンスが多分に含まれていると思います。
平成ライダーの特徴としては、子供向けの勧善懲悪的なヒーローアクションではなく、善悪の区別が曖昧でダークな雰囲気が漂っているのが特徴です。ライダー同士の意見の食い違いが頻発し、そのたびに戦いが発生します。
シン・仮面ライダーの作中でも、同じようにライダー同士の意見の食い違いが発生します。詳しくはネタバレになるので省きますが、拳で分かり合うようなシーンも多く、このあたりの表現は平成ライダー作品の影響なのかなと思います。
シン・仮面ライダーは、昭和ライダーの子供向け番組の雰囲気よりも、平成ライダーの大人もターゲットにしたダークな雰囲気に近い作品なので、そちらが好きな方はそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
そして次にどんな方にオススメかと言うと、YouTube公開のプロモーション映像を観て面白そうと思えた方です。
この映像自体は、正直本編とはあまり関係ないです。あくまでもプロモーションの一環というか、雰囲気を伝える為の映像という感じです。
これ自体は初代仮面ライダーのオープニングをそのまま再現したものになりますが、劇中の雰囲気がネタバレにならない範囲で短くまとめられていて、映画がハマるかハマらないかの判断材料にはちょうどいいのかなと思います。
全体的に古めかしくてノスタルジーを感じる表現の中に、洗練されたデザインのバイクやライダー、ショッカー怪人が派手に登場します。
このオープニングが受け入れられるかどうかはかなり人を選ぶと思いますが、こちらを視聴して映画に期待を持った方には強く視聴をオススメします。
最後になりますが、視聴の前に気をつけておいた方がいい点を少しお伝えしておきます。
庵野秀明監督の作品の中で、俗に「シン・シリーズ」と呼ばれているものがあり、このシン・仮面ライダーもその流れを組む作品になります。
大ヒットしたシン・ゴジラやシン・ウルトラマン、アニメ作品ではありますが同じく大ヒットしたシン・エヴァンゲリオンは記憶に新しいと思います。
上記の3作品は元が昔メガヒットした超有名コンテンツであり、作品自体のスケールの大きさや規模感というのが仮面ライダーと比較してあまりに大き過ぎます。
端的に言えば、「シン・シリーズの中でもシン・仮面ライダーは少し系統の違う作品」という事です。
ゴジラやウルトラマンの様なドンパチ賑やかな特撮シーンや派手な演出は、残念ながらシン・仮面ライダーには一切ありません。仮面ライダーの基本的なアクションがジャンプやキック、パンチなのでそこは仕方がないのです。
ですので、ゴジラやウルトラマン、エヴァを観て同じように期待して視聴した方は、スケール感の違いに戸惑ってしまい最終的に「つまらない」という感想を持ってしまいがちな作品なのです。
あくまで人対人の特撮アクションであることを念頭において、視聴することをオススメ致します。
ダラダラ書いて来ましたが、今日はこれで終わりです。
個人的には「シン・仮面ライダー」、とても好きな作品なので1人でも多くの方に楽しんでいただきたいというのが正直な気持ちです。
とにかくライダースーツやバイク、怪人のデザインなんかも最高ですし、初代仮面ライダーや原作マンガへのリスペクトが半端じゃないです。
ストーリー上でモヤモヤする部分やチープさを感じてしまうシーンも多々ありましたが、そこは原作が子供向けの特撮番組という事で多めにみてもいいのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、
・平成ライダーが好きな方
・プロモーション映像が気に入った方
以上どちらかに当てはまった方には特にオススメな作品ですので、よろしかったら観てみて下さいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ジョシュアでした〜
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます