住人十色の現場報告

中谷彰が十勝での住宅を中心に役立つ情報を、また日々の業務を載せていきます。
㈱中谷建設工業代表

堆肥について

2007-07-19 19:21:59 | Weblog
久しぶりに投稿します。先月、リサイクルセミナーに参加させてもらいました。
十勝は、基幹産業が第1次産業であります。気候が涼しいので酪農には、適しています。おいしい牛乳が飲めます。しかし乳牛からでる糞尿が大きな問題となっていて、この大量の糞尿を畑の堆肥に利用する話をこのセミナーで聞きました。
秋になると、十勝の郊外を車で走っていると畑から糞のにおいがよくします。
このセミナーをうけるまで、堆肥とは臭いがきついものであり、このアンモニアが
畑には良いのだと勝手に思っておりました。しかしこの考えはまちがっていました。本当の堆肥は、強烈はアンモニア臭はしない。土のにおいに近いらしいのです。秋に畑から臭くにおってくるものは、堆肥にはなっていないただ糞尿の水分を減らしたものらしいのです。では、なぜ堆肥ではないのでしょうか?それは、堆肥にするにはすごく手間隙かかるからだそうです。バクテリアが糞尿を分解するよう空気を入れなければならないのです。適度な撹拌が必要です。1年くらいかかるそうです。住宅もそうですが手間隙とお金をかければいいものができます。しかし、経済社会のなかでは、
コスト競争と戦わなければなりません。どの世界もコストとの戦いです。