奥方がどこかで聞いてきた話によると
赤ちゃんの男の子は、おもちゃでもなんでも
近くにあるものは無視して、遠くのものを見つけて、
取りに行くらしい・・・
ほんとかどうかは分からないのだけれども
実際に、うちの息子たちは
寝るときは寝室で、おいらたちの布団で
川の字+1で、一緒にねているのだが、
朝起きて、おいら、もしくは奥方が居間にいるのを見つけると
寝室から居間へ、わくわくしながらハイハイして近づいてくるのである
やつらは、低速前進ハイハイをマスターしたのだ!
低速ハイハイといえども、気を抜いていたら
いつのまにか、遠くへ行っているので気を抜けないのである
ちょいと話はそれたが、
やつらが、遠くにある物を目指して進んで行っているのは
間違いないと思われる
というのも、日曜日に、おいらが、寝ころんで
ぼーっとしていたときに、台所のほうで、奥方が
ミルクを作っているのを伊吹が見つけて
台所のほうへ、ハイハイして行こうとするのだ
位置関係を示すと
台所(ミルク)←おいら←伊吹
であり、台所(ミルク)へ行くには、おいらがいるので
普通にハイハイしてはいけないのだが・・・
伊吹の目には、もはやミルクしか映っていなかったらしい
ハイハイでおいらの方に進んできて
おいらの体にぶつかると、もはや、とおちゃんではなく
障害物としか見ていないのか、よじ登ろうとしているのである
何度も、何度も挑戦しては落ち、挑戦しては落ちの繰り返し
であったが、
しばらくすると、おいらをうまく乗り越えて
ミルクの方へ到達したのである
たくましくなったものだなぁ~と
うれしくもあったが、はやくも、おやじ越えをされた気分でちょいと悲しくもある・・・
(障害物あつかいだし)