本日は、塗装の意味合いについて考えたいと思います。塗装とは漢字のとうりで塗って装うということです。
なぜ、塗装をしなければいけないのか?いつ、塗装をしなければいけないのか? はっきり言うと一般の方はわからないと思います。そこで、塗装のことを人間の体に例えて、できるだけわかりやすく書き込んで行きたいと思います。
まず、家において一番重要な箇所は屋根です。(陸屋根の場合は陸屋根)体に例えると頭の部分です。一番上にあり雨・風・太陽・ほこり等をまともに受ける為劣化の進み具合も早いです。また、家の中に水が廻る可能性も一番高いと思います。人間でも頭が痛くなると薬を飲んだり、病院にいったりするのと同じで、家も定期的な診断や、検査などがいると個人的には思います。でも、家の場合は見た目とかではなかなかわかりにくく、実際に水漏れや、大きなクラックなどがあって初めて塗り替えをする人がほとんどです。でも、本当はそうなってからでは遅いのです。
では、いつ、塗り替えをすればいいの?っていうことになりますが塗り替えをする時期の兆候が何箇所かあります。まず、1・外壁を手で触って、白い粉(チョーキング)がつくとひとつのサインです。2・クラック(ひび割れ)がある。3・コケが生えている。4・塗料が浮いている。(はがれている)5・ツヤあり塗料の場合はツヤがとんでいる。などが、おおまかなサインといえます。こうなってくると、現在塗っている塗料が死んでいる可能性が高いです。そうなると防水性がなくなり家の中に水がしみこんできたりします。外壁の中は、木造の場合は木があり、鉄骨の場合は鉄骨があります。そこに水がしみこむと家の土台の状態がわるくなってきます。それだけは絶対に避けたほうがいいと思います。だからといって、今すぐに塗り替えをしなければならないということもないです。1・の場合でも、うっすらと付く程度ならまだいけます。2・の場合でも、とりあえずコーキング処理をすれば少しの間はもちます。3・4・5の場合は、完全に塗料が死んでいるので早めに塗り替えをお勧めします。
人間と一緒で、病状を悪化させると金額も高くなってきます。これらのサインが出てきたら、早めの点検などをするように心がけてください。
なぜ、塗り替えをしなければならないのかという点について書き込みます。
塗り替えをするにあたって、私個人的には2つの大きな点があると思います。1・大事な家を雨、風、ホコリ、太陽の熱などを塗料によって、外側から守ること。2・見た目のデザイン(色など)。と、思います。この2つはとても重要なことと思います。せっかく塗り替えをしても色が気に入らなかったりすると憂鬱になってきます。1と2がきっちりといってこそ塗り替えをすることに意味があると考えます。
塗り替え
結論から言うと、1・定期的に点検や検査(自分でもOK)をすること。
2・悪いところなどがあった場合は応急処置でもいいのでやってみること。
3・水などが廻っている場合はすぐに検査してもらうこと。
この1・2・3を守っていれば、大事な家は長持ちすると思います。
体と一緒で、人間ドックをするように、家も、点検をする。風などをひいた場合は、病院にいってくすりを飲むように、家も、応急処置をする。
このことを心がけてください。 中村塗装