アカンタレ

息子らへ

つばめ

2013-06-09 | 日記

ある朝、玄関に出ると

電線から燕が2匹…

私の方を見ながら(確かではないけど…)

「ギュェギュェ」

そして、軒下ガレージに低空飛行で向かってきて旋回。


えらい挑発的やん~

朝から、つばめに喧嘩をふっかけられた。




次の日、

あの燕がまたいる…

  えぇ~

車が…。玄関が…。


きちゃない





そこに、燕登場。





巣作ってるやん…。

うそ~ん


「おと~さぁん~ ちょっと き~てぇぇ」


つばめ夫婦はせっせと巣作り。

あたしら夫婦は 相談…


旦那さんは「生きとし生けるもの、見守ってやろうな」的な。

…あんた、神様かっ

そら、私だってそんな正義のヒーローみたいな事も言いたいさ

そやけど、見たことないか? あの大量の糞。

天井からビニール傘つるしてあって、その中エライ事なってんねんで。

その、ガレージに落ちた糞を誰が掃除するのか…いや、そればっかりか

あんたの車だってえらい事になるねんで

もっと言うたら、ヒナが巣から落ちてたらどうすんの~。私、触れへん

撤去していただくなら今やん


旦那が神様なら 私は鬼


でも、こんな鬼のような私も昔は

ツバメの巣を見て

「ウチにも来てほしーなー」なんて思ってたわ。

なので長男に聞いた。

「ツバメの巣あったら嬉しい?」

「え つばめ飼うの?? 飼いたい飼いたい


飼うんじゃないけど…。


鬼からツバメの巣を守ったのは、純粋な子供の気持ちでした。


そして、超カッチョいい事を言った神様は

鬼の指令により、次の休日にホームセンターへ行って糞避けを設置する事となりました。



こんなやり取りをしている間も

燕の夫婦はせっせと巣作り…


そして、車とガレージは日に日にキチャナクなるのでありました。

生命力

2013-06-08 | 長男の事

先日、長男 学校を休んで心臓の定期検診に行ってきました。

旦那さんと2人で…。



『わざわざ2人で行くこともないやろぉ~。カンカンは家で待っとき~』と旦那さん。


『病院の後、大きいお風呂(銭湯)行きたい~』と長男。


『どうせ、5時間目間に合わへんし…ええよ


そんな感じで男子2人の時間…




最近、定期検診行ってないなぁ~私




確かに、半日仕事やし…。

その間、ご飯の用意とか出来るし…。


まっ、助かる




そして

3時すぎ

『ただいまぁ~。あのな、俺 かき氷食べてん いちご味


…あ、そうですか…



『どうやった?』

『めっちゃ混んでて、腹減った腹減ったってうるさいし

『そっかぁ~… …で、どうやったん?』





何や?その顔??



『普通になってるって

 えっ どういう事??? 普通ってなに?????』

『開けてあった穴も塞いで、逆流も無くなってるんやって


ええええええええええええええええええええ


(そして旦那さんは、私の激しい尋問に…〈中略)…)



『スゴイやん


何がスゴイんか分からへんけど

長男の病気が発覚してから、こういう希望的観測?幸せな未来予想図?を思い描かなかった訳ではないけど

こんな日がくるなんて考えても悲しくなるだけのような気がして

現実的な事しか信用してなかったから


なんというか

明るい未来がホンマにキタ―――――――――(゜∀゜)って思わせてくれた長男の生命力って…。

スゴイ

ありがとうっていうか、感謝というか

そんな感情でいっぱいで、力が抜けた。

あと、報告してくれた旦那さんの仏のような顔も力が抜けた原因かも。





見て!!

あんたは自分で気づかないかもしれんけど

あんたは自分で頑張って生きてんねんで!!

色んな支えがあったから

それもあるけどな

でも何よりも、あんたの全部が生きる力やってんから

自信もちや!!!




…いうて、私は怒り倒すんやけど…な…。

怒り倒すけど、自慢の息子です。