異常と非常。気になったのでその違いを調べてみると、異常は普通ではない様子で、非常は予測不可能の出来事、重大な危機、通念では律せない様子となっている。異常より非常の方がより差し迫った脅威のようだ。漢字で見ても異なると非ずでは非ずの方が強く怖い印象を受ける。これまでの異常気象、災害時の非常時に非常事態も加わってしまった。1日も早い正常を願うばかり。
20-3-21
新型肺炎が世界的に広がり、まだ収束の展望が見えないというのに、東京オリンピックを予定通り開催すると政府や都は意気込んでいるが、したいとできるかどうかは別次元の話。現状を客観的に判断すればどう考えても開催は不可能だ。たとえ3ヶ月後に収束したとしても、それまでに空白となっていた期間は決して取り戻せない。本当にやりたいのなら延期を真剣に考えるべき。
20-3-22
制作に疲れたときのピーナツチョコがうまい。すぐにエネルギーにもなるようで更なる意欲も湧いてくる。歩く旅でも歩きながらのチョコは元気を与えてくれた。ふと、芸の間に餌を与えられて頑張る気力と体力を持続させられる動物達が頭に浮かんだ。やる気にさせるご褒美は大切だ。酒飲みは仕事が終わってからの一杯を励みに頑張るのだろう。自分も何とか上手に調教せねば。
20-3-23
さすがに見事な手の平返し。関係する様々なトップは今までの勢いはどこへやら、急に借りてきた猫に。東京オリンピックの延期論が上部から出ると、これまでもそう思っていたかのような発言にすり替わった。それ以前に国内で延期を唱えた人に批判こそすれ耳を傾けることさえしなかったというのに。そろいもそろってこんな人間ばかりがトップにいるなんて本当に情けない。
20-3-24
食べ物の入ってないときの胃はしぼんでいるというのをつい最近知った。小学校で見た人体模型の胃にはしっかり空間ができていたし、教科書でも膨らんでいた。でも、空腹時の胃は空気の入っていない風船のようにぺったんこだという。何の疑いもなくずっとそうだと思い続けていたのに違うことっていろいろあるもんだ。それで、たくさん食べるとお腹が膨らむ理由も納得できる。
20-3-25
卓球をする機会が半分になってから1年以上が過ぎ、残りの半分も学校や体育館の都合で使用不可が増えてすっかり回数が減ってしまった。残念ではあるけれど、それと同時に卓球熱の冷めた自分がいる。かなり連続してやっていたときにはユーチューブの卓球を見て学ぼうと真剣だったのに最近はほとんど見ていない。試せるときと場があれば燃えるけれどそれがないと冷めてしまう。
20-3-26
新型肺炎の深刻な舞台は東京、大阪、名古屋などの大都市に移ったようだ。これまでの東京の少なさはずっと気がかりだったが、やはり出始めると勢いが止まらない。患者数は人口に比例してもおかしくないので、これからの増加が心配になる。たとえ北海道が収束に向かっても、東京が非常事態に陥ればその悪影響は間違いなく北海道にも、そして全国にも及ぶ。収束はまだ遠い。
20-3-27
ストレスで体調の急激な変化を体験。朝カーテンを開けると玄関前に軽ワゴン車が駐車しているのが目に入った。よく見るとナンバープレートが外されている。なぜここに放置されたのかと考えると頭は落ち着きを失った。普段から高めの血圧がさらに上がっているのがよくわかった。運悪く管理会社は定休日で1日待たねばならない。心配事を抱えながら仕事に出かけた。続く。
20-3-28
いつもよりゆっくり歩いて地下鉄駅へ向かう。帰宅までどうすべきか悩みながらも家の前の角を曲がるとその車は消えていた。喜ぶべき光景だったが予想外で驚いた。おかげで胸のつかえは一気に取れた。近所の人がその事情を知っていて教えてもらったが長くなるのでここでは省く。問題は1日で解決したとはいえ体調の完全回復には至ってない。これが続いていたらと思うと恐怖。
20-3-29
札幌市のとくとく検診を受けに近所の病院へ。3月31日が期限なのでギリギリの受診。そこに行く前にしっかり散歩してから向かった。その理由は血圧を少しでも下げてから行きたかったためで、あまりに高いとまた薬を勧められる可能性がある。今回よくわかったのだが、散歩をすると頭もスッキリしてきて血圧も下がるのだ。歩く効果を身を以て知るいいきっかけにもなった。
20-3-30
3月もいよいよ最後の日を迎えたが新型肺炎コロナウィルスはまだ収束に至ってない。3月は完全にコロナに支配され、その状況によって生活や行動が大きく変化させられた。集中的な衝撃の大きさでは一昨年の地震の方が強烈だけれど、長期間に渡ってじわじわと広がり終わりの見えない恐怖の点ではこっちの方が強い。新たな思いで始まるはずの4月にこのまま入るのが悲しい。
20-3-31