1万人に１人の勉強法

最近、長女から一冊の本を薦められました。


女子高生サヤカが学んだ
「１万人に１人」の勉強法

美達大和著


勉強方法の参考になればと借りた一冊らしい。
これがなかなか面白い。

無期懲役囚のみたっちゃんが
高校生のサヤカちゃんと
中学生のヒロキくんとの文通を綴ったもの。

勉強方法と言うより精神論といった感じ。

みたっちゃんはすべてにおいて秀でている人。
特に学力に関しては。

５０歳を過ぎているけど、
真摯に返事を書く姿は微笑ましい。

みたっちゃんが自信をつける方法で強調していたのが、

「続ける力」

自分で決めた約束を守り抜く事。
自分の目標に向かって
着実に努力する事。

したい人、１００００人。
始める人、１００人。
続ける人、１人。

このキャッチコピーのように
続ける人というのが世の中にはいかに少ないか。


私は昔から自分を律して
続けられる方でした。

でもそれは、学生という身分で、
勉強に関しては力を発揮するけれど、
社会に出てからは

柔軟に発想できる人、
楽しめる人、
機転が利く人、
度胸がある人、

こんな力が求められる気がして、
努力や継続には意味を感じていませんでした。


でも、みたっちゃんは
社会に出てからも、そういう継続する力は
役にたつと言っています。

そして、学生時代は特に
その力を養うべきだと。

私は十分にその力を養ってきたのかもしれません。

要領は悪かったけど
勉強はすごくしましたから。

人によっていろいろな考えがあり、
自分の駄目な部分を突きつけられる事も多いけど、
この本を読んで、なんだか
みたっちゃんに褒められたような気がしました。