大変御無沙汰いたしました。
今年もあと数える程になりました。
お正月以来1度も更新しませんでしたが、大勢の皆さんのご訪問を頂きましたこと厚く
御礼を申し上げます。
2月中旬に入りました頃,お多福風みたいに顎が腫れてきて、掛かり付けの先生に診察、
治療をして頂いておりましたが、回復の兆しが無く、血液検査の結果に疑問を持たれた
先生は、市の総合病院に紹介状を書かれ、検査を勧められました。
市の総合病院の耳鼻咽喉科の診察で血液検査、生体検査等をしたが余り悪い結果は出な
かった、そして今までの抗菌剤の効果が無いと判断してか、 ジスロマック250m
という感染症を治す薬を投与された。この薬は3日連続に飲めば7日効いているという
素晴らしい薬、
来週診察に来た時は治っているかも知れないと言われた。
しかし 次の週の診察の日には全然回復していなかった。
それから再度の生態検査、CTスキャン、MRI検査が行われ、その結果 耳下腺癌 と
診断された。
大きさは26mm、左耳の後ろ下の窪んだ処に親指大の癌があり、触ると痛くも痒くもない。
耳下腺癌と診断され次回の診察からは耳鼻咽喉科癌専門の先生の予約を取ってくれる、
そして家族同伴で来るようにと言われた。
3月中旬、医師も癌専門の医師に代わり、家族同伴での診察で
1、 外科手術で癌を摘出するか、
2、 放射線で治療をするか
どちらにするか選択を求められた。
先生の説明では、抗癌剤は副作用が非常に強く、高齢者に使用すると副作用で死亡する
ことが有るので、84歳の貴方には危険であるから使えない。
又外科手術をすると顔面神経を切断するので目と口の片方が動かなくなってしまう、若い人
なら神経を復帰させる手術をすることが出来るが高齢者では無理である。
どちらにしても完全に癌が治癒するとは限らないということだった。
そして来週の診察までに相談して決める事になる。
頭の中で真っ白になった! 余り長く生き過ぎた!
もっと早くあの世に行っておればコンナ惨めな事には遭遇しなかったろうに!
と考えながら家に帰る。