8月9日・10日に、白山ろく少年自然の家にて、長町・川上の2校合同で行いました。幼稚園児や小学生、そして大人の総勢４７人！神様が造って下さった豊かな自然の中で、ゆったりと過ごすことができ、感謝でした。
まずは、礼拝から。佐藤先生から平和についてのお話を聞き、互いが互いを意識し、相手のことを考え、相手のために祈ることができることこそ、平和であるということを知りました。「シャローム」この言葉は「平和でありますように」という意味を持つ挨拶ということを知りました。相手のことを想い、「シャローム」という言葉をかけ合いました。
実はこの日は台風が接近していました。そのため1日目の活動は、野外活動から焼き杉クラフトに変更し、キツネやウサギ等の形をした木を選び、それをやすりで削り、磨くという作業を行いました。子どもたちにとってやすりで削るという作業は一苦労…。力の入れ具合に気をつけたり、細い部分を削ることはとても難しそうでした。しかし、作品が完成すると、とても嬉しそうに、友達に作品を見せ合っていました。
夕食は陶板焼き！みんな目の前にあるお肉に目を輝かせていました。しかし、「最初は野菜から食べる」いう約束が…！しぶしぶ野菜を食べ始める子ども達でしたが、食べてみると「美味しい！」という声がたくさん上がりました。お肉も野菜もお腹がいっぱいになるまで、美味しく頂くことができました。
夜には、キャンドルサービスをしました。真っ暗な部屋の中に浮かび上がるろうそくの光はなんとも幻想的で、その中で聞く鬼防先生からの「ダイヤモンドの柄杓」のお話は、特別な感じがし、とても心が温まりました。お祈りが終わった後には、みんな参加のゲーム大会が行われました。ジェスチャーゲームに、鬼ごっこ、十字架ゲームなどなど…体を動かすゲームが満載で、大いに盛り上がりました。
就寝は22時でしたが、なかなか、寝付かない子ども達。久しぶりにあった仲間との語らいや普段と違ったベッドでの就寝に興奮状態だったようです。
2日目は台風の影響により予定変更。残念ながら早めに帰ることになりました。
朝は、きっと子ども達が早く起きてくるだろうと思っていましたが、6時に放送のオルゴールが鳴るまで、自分のベッドで静かに過ごしていたみたいです。それから着替えをして、6時半にラジオ体操をしました。ちょうどこのときは雨が止んでいて、外で体操することができたんです！1日目からずっと室内で過ごしていたので、外の空気はとても気持ちがよく、少しでも白山の自然を味わうことができてよかったです。
朝食の前に、自分達の使った場所の掃除をし、来た時よりも綺麗にしてから、ボリューム満点の朝食を頂き、閉会礼拝、別れの集いをしました。
最後に、子ども達に感想を聞いてみると、「焼き杉を作るのが楽しかった」「寝るのが気持ちよかった」「ゲームをしたのが楽しかった」と、雨でも十分に楽しめたようで安心しました。しかし、「イワナつかみ」と「肝試し」を出来なかったのは残念でしたね。また、来年やってみたい事は「野生動物を見つけたい」という声が多くあり、「それもいいね～」と、みんなで話しました。そして、2日間グループのみんなをまとめてくれた3年生のリーダーに、一番心に残った事を聞いてみると「みんなで約束守って仲良くできた事」と話していいました。この2日間、それぞれのグループリーダーの働きは本当に立派で、感心してばかりでした。グループみんなの事を考えて、譲り合ったり協力したり、年下の子の面倒をみたり。「小学生ってこんなにもしっかりしているのか。いや、教会学校だからこそ、神様の見守りの中で、お互いを認め合えたからではないのかな？」と、初めて参加した教師は驚き、神様の力を改めて知ったのでした。
今回の夏期学校の挨拶「シャローム」（あなたに平和がありますように）を最後にみんなで声高らかに発し、自然の家を後にしました。幸い、台風の影響は全く受けずに、無事、帰宅できたことも含め、すべてに神様に守られた夏期学校でした。感謝！！
