▲<井上ひさしさんは中学生時代、岩手県一関市の本屋で国語辞書を万引きしようとして店番のおばあさんに見つかった。「そういうことをすると、私たちは食べていけなくなるんですよ」。おばあさんは厳しくたしなめ、薪(まき)割りを命じた
▲罰だと思って井上さんは薪割りをした。するとおばあさんは国語辞書を渡して言った。「働けば、こうして買えるのよ」。「おばあさんは僕に、まっとうに生きることの意味を教えてくれたんです」。井上さんは「返しても、返しきれない恩義」と振り返っている>
▲井上ひさしさんは、その後一関で何度もボランティア文章講座を開き、それを「恩送り」と表現していました( 「恩送り」は江戸時代によく使われた言葉。誰かから受けた恩を直接返すのではなく、別の人に送る。その人がまた別の人に渡す。恩がぐるぐると世の中を回るとの意味)
▲ 「伊達直人」現象、みなさんはどう思いますか?人々の間で受け渡され思いやりが増幅していくことはとても素敵なことだと思います。同時に個人の善意に頼ることを前提としない具体的な施策(今回で言えば、児童養護施設の充実)が必要で、そこに目を向けた議論が出来たらと思います
▲ 「社会貢献がかっこいい」という若者が増えているという話も聞きます。人間は大きな可能性を持っています。そんなことを重ね合わせながら…。
▲追伸…通信を作った後に、国が「改善に向けた検討を始める」とのニュースが流れてきました。本当かな? と思うのは、僕だけ…。
今週の一句
酒呑み川柳…
通販は
値切れないから
嫌と妻
(毎日新聞、万能川柳より)
【今日はこんな一日】
http://www.birthdayflower366.com/01/21.html
※写真は先日行った玉造駅近くのラーメン屋さん。カレーラーメンを食べましたが、麺との相性がよかったです。ブログを見ている人からは、「ラーメンの話題ばっかり」との声が…。
最新の画像もっと見る
最近の「きんようび通信」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事