▼今回は言葉の話題。広辞苑を見ると「失言」とは、＜言ってはいけないことを不注意で言ってしまうこと。言いあやまり。過言。「≠ｪ多い」＞と書かれています。インターネットでは「特に政治家に多い」と…。そうばっかりではないとも思いますが、明日閉幕する臨時国会でも多かったのは確かです
▼ 「２つの言葉を覚えていたらいいんです」と言って、世間の批判をあびて法務大臣は更迭されました。 「暴力装置」を批判されて「実力組織」と修正した官房長官、この人は国会の委員会で自分が読んでいた資料を望遠レンズで捕らえて報道されたことを「盗撮された」と言い、メディアの激しい非難を受けました。その他にもたくさんあって
▼言ってはいけないこと＝自分の気持ちに一番近い言葉なんでしょう。 「言葉づかいで思慮深さが、使う言葉で知識が知れる」(旧約聖書)「一度投げた石は手に戻らない。一度出した言葉は口には戻らない」(古代ギリシャ)と2人に言っても「馬の耳に念仏」だと。しかし「人を以て鑑と為す」というように、自分を戒めないとも…ね
▼ここで、小咄をひとつ。「太陽と月と雷が旅をして、一夜、宿に泊まった。翌朝、雷が起きてくると、太陽と月はすでに出発していた。聞いた雷、「月日の立つ(経つ)のは早いもんや。俺は夕立にしよう」…。てなことで、また来週
今日の一句
酒呑み川柳…
週末に 立ち寄る店は 9番線
自立支援法一部改正法案、明日最終日の国会で採択される流れが作られました。
最後まであきらめずに訴え続けていきたいです。
その一方で、「はよ座れ」と言ったとか、携帯鳴らしたとかで懲罰動議で大騒ぎ。もっと大事なことがあるのにと強く思います。
