関心の高さというか、危機感の表れというか、今何かしなければ、あるいは考えないといけないのではという思いが強かったのかと思います。
宮本弁護士の話し、とてもわかりやすかったです。
参加していた団体からは、「自分たちの中でももっとひろげなあかんと思った」との反応がありました。またお礼のメールを宮本弁護士に送ったら、「伝える努力をもっとしたいので、気づいた点があれば指摘してほしい」との返信があり、前向きなところにさらに励まされました。様々な声を聞きながら、伝えることの積み重ねが大事ですね。これからも頑張りたいと思います。
アピール
7月1日、安倍内閣は集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定を行いました。多くの国民が連日国会周辺に駆けつけ反対の声を上げ、200を超える地方議会が慎重審議・早期決定に反対する意見をあげる中でのことでした。
「なぜそんなに急ぐのか」「海外派兵をするつもりなのか」「国民・自衛隊員の生命にかかわる問題ではないのか」、閣議決定後に行われた2日間の国会審議の中で出された疑問に、政府からは明確な答弁はありませんでした。にも関わらず、来年の通常国会に向けて、具体的に派兵に向けた法改正の準備が始まっているとも報道されています。
またこれらの動きと並行するかのように、憲法25条に定められた生存権を否定し、社会保障のあり方を根本から変えることもすすめられています。
そもそも憲法は、その国の政府が一番先に守らなければならない約束であり、さらに国は国民の自由と人権を保障しなければならないものです。どのように考えても、今回の閣議決定や具体化の動きは納得できるものではありません。
障害者発生の最大の原因は戦争による暴力(戦闘行為)であり、これは過去の歴史事実から明らかです。戦争は、最大の人権侵害行為なのです。
私たちには、この動きを許さない決意と行動が求められています。今日の講演会を機に、幅広い個人・団体とともに、閣議決定の撤回、派兵に向けた法改正の中止を求める運動を広げ、憲法9条・25条を尊重し誰もが平和で安心して暮らすことができる社会の実現に向けて頑張っていきましょう。
2014年7月29日
憲法9条・25条を守る大阪の障害者・府民の会「けんぽう講演会」
参加者一同
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