よしなしごと

ふとした旅を記録します

ちきゅう

2008年02月16日 | Weblog
 地球深部探査船「ちきゅう」が新宮港に入港とかで出かけた。新宮市、遠い。時間や距離、JRの運賃などを考えると四国や岐阜にも行けそうな遠さである。
しかし、熊野古道を感じながらのドライブであるから、高速道路では味わえない趣もある。新宮港に着いたのは昼前。現金の持ち合わせなどがないのでATMを探し、時間的に昼食を取り、いざ「ちきゅう」にあいに出かけた。
 「時化のため、本日の一般公開は中止させていただきます」・・?。さっきは何事もなかったのに、のんきに昼飯などを食べているうちに、事態は急変。海は比較的穏やかで、船体も揺れていない・・。スタッフが「時化のため出向を3時間早めました関係で・・」という説明に、なるほどと思いつつも、見られなくなった巨大な船体は、とっても魅力的だ。あの中で、いったい何人の人が働いているのだろう。楽しそうだ等と思いながら、ボウリングに使うパイプなどを眺める。
 ああいう研究に没頭できる生活がうらやましい。まだその可能性は残されているのだろうか。