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コピーライター 岩崎俊一

2010-06-09 09:56:49 | 日記
京都で農業を営む家庭の長男として生まれる。同志社大学在籍時に専攻していたゼミの教授のツテを伝い、大毎広告社へ入社。のちに1973年、東京へ移り、本格的にコピーライターとしての研鑽を積むべく、レマン、マドラなどの広告制作プロダクションを渡り歩くと共に、1979年にフリーとして独立、「岩崎俊一事務所」を設立する。 フリーになってからは、主に明治屋などの広告コピーを担当していたが、1982年に西武百貨店のギフトキャンペーン広告のコピー「ひとの、幸。」「会う、贅沢。」「各人停車。」「夏は、交差点。」などを送り出し、注目を集めると、この経緯もあって、現在に至るまで西武百貨店との長い関係を築きあげる。 コピーとしては、サラリと受け流すような感情を語ったコピーが多く、ともすれば固い表現になりがちな感情を独特のセンスで簡潔に表したものを中心とする。またフリーで活躍するコピーライターの中では、さして知名度は高くないものの、キャッチコピーを聞けば、多くの人がうなづくタイプのコピーが多い。 前述の西武百貨店のみならず、サントリーのギフトCFや、ソニー、積水ハウスなどのCFコピーや新聞広告を担当しており、それぞれの企業との関係も長いことで知られる一方で、2010年4月から、東急沿線で配布中のフリーマガジン「SALUS」に”大人の迷子たち”というエッセイを連載している。

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