汚点・・・・

オイラは昨日、夜勤だった。
勤務前に情報収集するのは、常識。
いつも通り、家を出て・・・・いつも通りタイムカードを押し、いつ戻り着替えてICUの扉をいつも通り開き・・・メモ紙を持ってパソコンの前に座った。

ICUは3床。
心外のOPE後の患者さんが1人。1ベット。
脳外のSAHのOPE後の患者さんが1人。5ベッド。
呼吸器の患者さんが1人。6ベッド。

これは、前日日勤で予想していた通りの人数だった。
入院も入室もなく・・・・
”平和な夜勤の始まり・・・・”

情報収集のため、オイラはパソコンの前に座った
一つ席を空けて
脳外の I 先生がパソコンの前に座っていた

情報収集してる時に I 先生が近寄って来て、こう言った。

『OO（オイラの名前）、ICLS受けたか？』

オイラはこの病院に勤務してまだ、8か月くらいしかたっていない。
それも、最初の半年は派遣の契約で、入職してるので、もちろんそんなもん受けてはいない。

『受けてないっすよ・・・』
と、返答すると・・・

『おまえ、土曜日受けれ！！おまえは、受けといてくれ・・・これ、命令な！！』
と、Dr I は言った。

『あぁ～～そうですね・・・』
と、オイラは、適当に答えてしまった

Dr I は”大・大・大っきらいと言うほどでもないけど・・・

”キライ”だ。

指示は適当だし・・・その場しのぎの指示を言うし・・・
一貫性がない
人間的には

どーでもいい存在

なのだが・・・

仕事となるとそーはいかない
でも、はっきり言って・・・


『おまえみたいな、脳外の医者は、今まで脳外に携わって来たけど・・・会ったことがない！！！』

そんな感情をいつも持ち合わせて仕事してます・・・・オイラ。

で、そのICLSの講習の話をオイラの横でしてるわけ

で、オイラは適当に答えちゃったもんだから・・・・

『じゃ、土曜日な！！』

と、Dr I は言い・・・申込用紙みたいな紙を出し

『ここに、おまえの電話番号とメールアドレスを書け！！』
と、紙を渡された

オイラは素直にその紙に

携帯の番号とパソコンのメールアドレスを書いてしまった

ICLSの申込用紙だと何の疑いもせず・・・・

勤務が明けて、家に帰ってきた

仕事から帰ってきて、まず、最初にオイラがすることは・・・・

メールのchack!!!





題名・・・・
『ちーいす！！』


ちょーーーーイヤな予感と悪寒がした・・・・

→

Dr I からメールが来てた

まさか、こんな展開になるとは・・・・

これが・・・・

『人生の汚点と言わず・・・何と言えよう？！』











頭を抱えたまま・・・・
オイラは寝ます・・・・・明けなので・・・・
今は、何も考えられない・・・・




誰か・・・・助けて