Ellie My Love

血管肉腫と診断されたラブミックスの闘病記録です

やっと手術

2017-01-30 | 
2016年10月18日火曜日

月曜日に入院したエリーですが、なかなか出血が止まらず、とうとう夜中に輸血をするところ

までになったそうです。それでも何とか出血がおさまったので、火曜の朝手術をする事に

なりました。

手術は無事終了、やはりガンは脾臓付近で破裂していて、脾臓を全摘出して、見えるだけの

ガンは綺麗に除去したそうです。

後はガンの種類を特定する病理検査にだすので結果が出るまでには1週間ほどかかるとの事。

今日会いに来ても良いですよ〜〜と言われましたが、会いに行っても連れて帰れないので、

会いたい気持ちをぐっと抑えて、退院まで我慢する事にしました。

ガンの疑いあり

2017-01-30 | 
名前を呼ばれたので娘と2人で診察室に入った。

エリーの姿はなく少しすると若い女医さんが入って来た。

開口1番女医さんは言った。

「ガンだと思います。おそらく末期の。もう全身に転移していると思います。」

一瞬何が起こっているのかわからなかった。

私の英語力の問題というより、全く想像していなかった事で、あまりに突然すぎて

状況が飲み込めないという感じだった。

でも少ししたら少しずつ言葉が身体中を駆け巡って、娘と抱き合って号泣した。

女医さんの説明では

⚫︎ ガンが脾臓付近で破裂した模様
⚫︎ 体内で出血を起こしていてまだ止まっていない
⚫︎ 出血が止まらないので重度の貧血をおこしている

ある程度自分の力で血が止まらないと手術が出来ない、手術をすれば脾臓を摘出して

破裂したものを可能な限り取り除く、その後細胞を病理検査に出してガンの種類を特定し、

治療法を相談する。ただ、進行性のガンの場合が治療が出来ない場合もあり、最悪の場合は

手術をしても余命が数日から数週間という可能性もあると言われた。

末期ガン? 余命? うちのエリーの話? 何言ってるの?

とにかく、「夫と相談させて下さい」というのがやっとだった。

女医さんは「後で来るからこの部屋にいても良いわよ」と言って出て行った。

娘と泣いたのと夫に電話したのは覚えているが、後ははっきりした記憶がない。

その後駆けつけた夫と相談して手術を受ける事にした。

エリーの入院が決まり私達は家へ帰り、長い月曜日が終わった。


救急病院にて

2017-01-30 | 
娘と一緒に救急動物病院に行った。

以前迷い犬を見つけた時にマイクロチップが入ってるかみてもらいに来た事があった。

まさかエリーを連れて来る事になろうとは夢にも思ってもみなかった。

受付で事情を説明するとエリーはすぐ処置室に連れて行かれた。

待ってる間に申込書や同意書、費用の説明書など色々な書類を読まされサインをさせられた。

その中の一枚に蘇生処置についての記載があった。

処置中に心肺停止に陥ったら心臓マッサージなども蘇生処置をしたいかどうか、する場合は

最低⚫︎⚫︎ドルかかりますという記載。

それを読んだ途端、これはもしかしたらとんでもない重病の可能性があるのかと涙がどっと

溢れて来た。それを見た受付の女性が、これは皆さんに書いてもらってる書類なので、

エリーが今すぐ蘇生が必要という意味ではないですよと言われた。

娘と2人待ってる時間が途方もなく長く感じられた。

夫に電話して状況を説明したら後で合流すると言われた。

そうこうしてる間に名前を呼ばれた。

やっぱり何か食べてお腹壊しちゃちゃんだよね、そうだよね、すぐ良くなるよね、

そう思いながら、娘と2人で診察室に入った。


悪夢の始まり

2017-01-30 | 
2016年10月17日 月曜日

その日はいつもの平日になるはずだった

私が仕事から帰って来ると、エリーがヨタヨタと歩いて来た。

また昼寝してたんだなぁ、寝起きなのねと思い庭にトイレに出した。

戻ってこないのでふと外を見ると、暖かい太陽の下で寝っ転がっていた☀️

今日は良い天気だもんね〜〜と思いながら私は晩御飯の支度を始めた。

夕方子供達が学校から帰って来た。

娘がエリーは?と聞いたので、外で日向ぼっこ中だよ〜〜と言った。

少ししたら「お母さん、エリーの様子が変だよ」という。

庭に出て見ると、グッタリして動けない様子だった。

犬好きのお隣のBさんを呼んでみてもらったら、獣医さんに診てもらう方がいいと

言われたのでかかりつけの獣医に電話した。

ちょうど5時だったので、明朝なら診れますよと言われたが、緊急な気がしたので

予約はせず、車を救急の動物病院に走らせた。

この時はまだ、死んだネズミでも口にしちゃったかなというくらいにしか考えてなかったんだけど、

これが悪夢の始まりだった🙁


あっという間の8年

2017-01-30 | 
エリーが我が家に来て8年半

病気知らずの元気な子でした

不妊手術と、耳にデキモノが出来たのと、

肛門腺絞りに行った以外は年に一回の

定期検診のみ

10年くらいはこのまま楽しく過ごして

だんだん老いてきて静かな老後を送るのだと

漠然と思っていました

まさか急にこんな事になるんなんて

もっと遊んであげれば良かった

もっとお散歩に連れていってあげれば良かった

後悔ばかりが頭の中をグルグル回っています😢